初日 最新 目次 MAIL HOME


I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
kai
MAIL
HOME

2007年10月01日(月)
BATTLES JAPAN TOUR 2007+『IN RAINBOWS』

BATTLES JAPAN TOUR 2007@SHIBUYA CLUB QUATTRO

リキッド即完売につき追加公演。最終的には再追加で、初日リキッドは2セットやると言う珍しいことになってました(笑)。フジ効果?いやー面白かった。

どうやって演奏してるのか確認したかったので視界のいい場所を探したんだが見付からず。身長順に入場させてほしいものですよ…それでも結構前に行けて、ひとの頭の隙間からちょろちょろ見えるところを確保出来ました。音もいいとこだった。しかし終盤ちょっと不安定に。普通後になればなる程安定するもんじゃないのか…なんでだ……。

で、必死で見てたんだけどやっぱよくわかんねえ!イアンとか何やってんの?左手はギターの運指してるのに右手は弦弾かないでキーボード弾いてるんだよ、それでどうやって音出てんの?わからねえートーキングモジュレーターのキーボード版みたいなもの?ギターの音色をキーボードに記憶させるんなら一度弾かなきゃいけないもんじゃないの?なんで運指だけなんだよー(それとも先に仕込みされてたのか。ならキーボード直接弾けばいいもんじゃないのか…素人には理解出来ませんよ……)。この時点でもう笑いを禁じ得ない、未知のものを見ると笑いが出ますね…。

あとタイヨンダイのヴォイスパーカッション、ループにせずそのまま生で続けてたとこもウケた(ループにしてる曲もあったけど)。いつループにすんのかなと思ってたらずっとやってた(笑)歌もよかったなー。

リフでループを作ると言うより、単音のループを重ねてリフを作っていく(これは主にデイヴがやってた)、つまり休符部分を埋めて行く作業で、それを手作業でやっている。つまりインが遅れたらそのままズレたリフが出来る。それが面白かったりもするのね。と言うか、ピッタリ合った時の面白さは勿論だしすごいんだけど、もっとすごいのはズレたらズレたグルーヴを生み出すこと。故意じゃない部分もあると思うんだなー。そうなった後の合わせ方がすごいんだと思う。機械に制御されてなくて、ライヴの面白さがますます出てくる。16分割で入れなかったら32分割で入れればいいじゃない、みたいな。その空気の読み合いと、それを即反映させる発想と、技術と。おーもーしーろーかーったーーー。

で、ジョンのドラムがすげい訳ですが、流石にもうおつかれで…4日間連続5公演目だったもんね。移動もあるし大変だったでしょう。それでも充分すごかったけど、と言うか演奏は全く問題なかったけど、アンコールで出てくる度、目に見えて憔悴している(苦笑)本編終わった時はかわいい感じで手をばいばいってぶんぶん振って(しかし真顔)帰って行ったんだけど、出てくる時にはすんごいひそやかに出てくんの。一度目のアンコールではフロアタムを自分で動かしてて何やってるのんと思っていたら、もうフロアタムしか叩けませんみたいな感じで、それを前に置いて叩いてました。腕あがんなくなってたのかな…おつかれさまでした。

それにしても中盤ジョンがTシャツ脱いだ時、女子よりも男子が「脱いだ!」「脱いだ!」と喜んでいたのは何故なのか(笑)

ごくごく個人的なことだが(そして音楽的に似てるってことは全然ないのだが)算数な構成で踊り倒せるってのがDCPRG亡き今非常に嬉しいことで…ううう。タイヨンダイが「We want to see you very very soon!」と言ってました、またすぐ来てねー、でもジョンはゆっくり休んでください。クエン酸を飲むといい(笑)

****************

■来たー
RADIOHEAD新作『IN RAINBOWS』を、自身のサイトで緊急発売!
夜にwasteからメールも来ました。
リリース形態も画期的と言うか、そろそろこういう流れになるんだろうなってところを、この規模のバンドが真っ先に具体的に実現させたってところが彼ららしい。
気になってるのは、日本盤が出るのかなってとこ。パッケージ的にも興味があるし過程を体験してみたいので、ダウンロードともに本国公式で購入してみることにしますが。
いちばん楽しみなのは勿論楽曲、でも参加体験出来るワクワク感ってのも嬉しいものです。次にやるのはNIN辺りかな。トレントはシステム的に間に合えば『YEAR ZERO』もこうリリースしたかったんではないかなと思います