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2007年09月16日(日)
森村泰昌と面影ラッキーホール

共演した訳ではなくて、ハシゴ。

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森村泰昌『美の教室、静聴せよ』展@横浜美術館

横浜美術館を教室に!いたるところに机と椅子、黒板、チョーク。これさえあれば、どこでも教室になる。『美術史シリーズ』がメインの約80点。自画像、ものまね、笑いを通して美術と教育について考える。

ホームルーム、1〜6時限、放課後の8セクション。卒業試験コーナーもあります。5問中4問正解だったけど修了バッジを貰ったよ〜。昨年話題になっていた三島由紀夫の演説『なにものかへのレクイエム(烈火の季節)』も観られたよ〜。美術館内のカフェでは「給食」メニューもありました、食べたかった〜。牛乳と焼きそばパンと何かだった。

時間の都合でゆったり観られず(ねぼうした自分がわるい)イヤホンガイドを使えなかったのが残念。講義を聞きつつ観たらもっと面白かったし、踏み込んで観ることが出来ただろうなあ。テーマが教室だし、各セクションの配置、構成を考えている上でガイドも作られていたようだ。つまり、キュレーター任せではなくて、企画からガッツリ森村さん本人が噛んでいたと言うこと。それを含めての作品展だから。

しかしガイドなしでも作品はどれも面白く観られた。来てよかったなあと思った。

喜劇の在り方についての舞台を観た翌日に、森村さんの(記憶で書いてるのでおぼろ)「怒りの核ではなくて笑いの核(=笑いを搭載したミサイル)を発明すれば、戦争なんて起きないのに。そしてそれを発明出来るのは、政治家ではなくて芸術家なのかも知れない」と言う言葉に感じ入ったり。続けて観られたのはよかったな。

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面影ラッキーホール VS サイプレス上野とロベルト吉野@duo MUSIC EXCHANGE

どちらもDCPRGと対バンしている…そして面影は観たら絶対気に入ると言う変な予感がありつつなかなか観れずにおりまして。あれだよ、突然段ボールとか突撃ダンスホールとか引っかかるんだよ!サガラさんと「好きなにおいがする…」と言っていて、でもフジでも観逃して(笑)

そしてサガラさんはこの日は東京ザヴィヌルバッハ(復活!その寸前にザヴィヌルが亡くなるとは…)の当日券並びに。ポンチさんに連れてってもらいました。

で、やっぱり大好きだった。どろい!泥臭い音にどろどろの歌詞!ファンキーでじっとりですよ!アルバムは未聴だったけど、タイトルがことごとくあれなもんで歌詞聴いてればどれがどの曲が即解る(笑)むちゃ歌が伝わりますねー痛い、痛いよー。

と言う訳で次のライヴも行こうと思いました。

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終わった後阿佐スパ話を熱く語る。ながつかくんいろいろがんばれ!っつうか気にせず自分の書きたいものを書けー!とここで言わんでも書くだろう、このひとは。あなたがこれからどんなものを書いていくのか、楽しみにしているひとは沢山いるよ。