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2006年09月07日(木)
THE DRESDEN DOLLS

THE DRESDEN DOLLS@duo MUSIC EXCHANGE

や〜…いろいろブッチぎって行った甲斐があった……(いやブッチしてない!その後ちゃんとフォロー出来た!)行ってよかった…すごくよかった……。

遅刻したらOAのバンドがやっておりました。おおラッキー!名前何だったかな…EARTH HALL(HOLE?)だったかな?ごめん失念(追記:OGRE YOU ASSHOLEだって。まんまじゃねーか!(笑))。ギターが結構好み。しかし名前が名前なだけに、バンド名がコールされた時近くでドリンク買ってた外国人のおねーさんがギョッとした顔で振り返ってました(笑)

ドラァグちゃんが司会進行。会場の雰囲気といい、んんーちょっとキワモノ扱いされてるのかなと身構えましたが、まあ微笑ましく進行。ドラァグちゃんはドレスデンのことを知らなかったそうで(どういう経緯で依頼が来たんだろうか)webで調べて感動したと言うインタヴュー(すずきさんとこのだった・笑)の朗読をしてくれました。噛み噛みだったけどな(笑)パートナーシップについて。ええ話だったー。

で、本編。

腹の据わったひとが“just sing”した時、聴衆の心をどれだけ掴むか。エレピとドラムと歌。時々アコギと歌。90分弱のまとまったセット。強い!ガチンコです。どるさんじゃないけど俺対トゥールてなもんですよ…俺対ドレスデンドールズでタイマンですよ…。ああどるさんメイナのモヒはヅラだったってねー(と今更)

前述のショウの構成や会場の選択からも、誤解を受けがちな感じはします。メイクやファッションが独特なので。でも、そういうのをポーズでやってるひとって、どうにも自意識過剰になってしまって、観て+聴いていてこっちが醒めてしまうことがある。それもひとつのやり方だとは思うし、魅力になるひともいるだろうけど、ドレスデンはそれとは違う。どう説明すればいいのかなー。とにかく楽曲と歌が前を向いていて強い!んです。外に向けて唄ってる。そしてそれは、村社会的な「わかるでしょ、わたしたち同じよね、利害を共にして一緒に生きていきましょう」ってなものではない。

アマンダもブライアンもちょうかわいい。女の子が沢山来てました。アマンダに共感するコって多いんだろうな。その共感は、自分ひとりで持って帰るもの。ひとりで胸に抱えて行くもの。あ、こういうところがパンクなんだろうな。

『朝日のような夕日をつれて』の「ひとりで立ち続ける」を思い出しちゃった。引用しちゃう。

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朝日のような夕日をつれて
僕は立ち続ける
つなぎあうこともなく
流れあうこともなく
きらめく恒星のように
立ち続けることは苦しいから
立ち続けることは楽しいから
朝日のような夕日をつれて
僕はひとり
ひとりでは耐えられないから
ひとりでは何もできないから
ひとりであることを認めあうことは
たくさんの人と手をつなぐことだから
たくさんの人と手をつなぐことは
とても悲しいことだから
朝日のような夕日をつれて
冬空の流星のように
ぼくは ひとり
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あーもうすげーよかったーーーああよかったーーー

そして電話を入れている間にサイン会(やってたそうだよ)に乗り遅れると言う間の悪さ(白目)いいんだいいんだ素晴らしいライヴが観れたから…。

絶対また来てほしいな。そんでもっと沢山のひとが聴けばいい!観ればいい!はああ、すごくよかったです(何度でも言う)

階上のO-EASTではブロンディ(!)がやってました。「MORE THAN THIS」カヴァーやったらしいよ!なぬー!