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2006年03月25日(土)
ハシゴ

『雨の町』@シアターイメージフォーラム2

行った回が舞台挨拶付でした、ラッキー。菊地兄さんを初めて観た。このひとが吸血鬼ハンターDや魔界都市新宿を書いたひとか〜。とても穏やかそうな、品のある方でした。ビックリしたー(一体どんなだと思っていたんだ)。

菊地兄弟絡みだ〜と言う軽い気持ちで行ったので、始まってから「しまった怖い話じゃん!」と気付いた…バカだ……。考えてみれば当たり前だ、菊地さん原作じゃん、伝奇ミステリーじゃん!読むのは平気だけど映像で観るのは苦手なんだ、怖い話…。

怖い話に関しては沸点が非常に低いので、ここで来る!と判っててもビクッとかなってしまい大層疲れました…。ツッコミ隊が出動する部分も多々ありましたが、その割に怖がって観てたので、突っ込んでも説得力ありませんな!と言いつつ脚本がちょっと…うーうー。原作を読みたくなりました。でもどんよりした山とか集落はよかったな。湿気多そうで。

それにしても和田さんは綺麗な顔をしている。

菊地弟さんはラストシーンのあの親子連れだよね?後ろ姿のみだったけど、あの肩幅と頭のバランスはそうだよな(笑)エンディングテーマも素敵でござんした。

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『ナルニア国物語 ライオンと魔女』@渋谷ピカデリー

原作読んでなくて、前知識も寸前に聞いた「クローゼットの中がナルニア国と繋がってて、闘うことになって、ライオンと魔女が出てくるんだよ!」ってのだけです。あとサガラさんの「“ターキッシュ・ディライト”ってお菓子が出てくるのよ。どんなにおいしいもんかと思っててさ、最近また読みたくなって買っちゃったのね。そしたらその“ターキッシュ・ディライト”が“プリン”って訳になってて!ショックだった!」って話か。

字幕では“ターキッシュ・ディライト”となっていました。うまそうなお菓子だったよ…。

で、ファンタジーに関しても沸点が低いので、大層楽しんで観ました。しかも結構泣いた…。なんか「これ絶対生き返る!」とか「石になってるけど絶対元に戻る!」て判ってるんだけど、実際アスランが帰って来た時とかぶわーと泣いてしまったよ。アスラン格好いいなー。声はリーアム・ニーソンでした。

もう単純に、ひとと妖精と動物がフツーにまざって暮らしてるってのが楽しい。画ヅラも素敵だし。ユニコーンに乗ってたり、空にはファイアバードが飛んでたり。グリフォンもいたな。ビーバー夫妻もかわいかったー。あと副官が素敵だったな!ロック様に似てた。このひとにはもちっと活躍してほしかった。

タムナスさん超かわいい。もうさん付けで呼んじゃう。上半身裸なのにえりまきしてるとことか訳わかんなくてかわいー。ひづめ鳴らして雪落とすとことかかわいー。

そんで魔女が超格好よかった…シロクマにひかせた戦車でやってきたよ!あのふわふわは刈ったアスランの毛ですか?酷いよ!え、違うの?もうどっちでもいい…格好よかったから…。

まあこんな感想しか書けません。でも久し振りにどんより考えなくていい話を観た気がする…原作が児童文学だからかな、「こっちの悪者にも事情が!」とか考えないでよかった。キッパリ勧善懲悪ものだった、悪は滅びますよー復活はありますよーと。あ、となると宗教色は結構あるな。

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で、終わったあといろいろ話してたんだけど、ファンタジーものとかホラーものをあんまり観ていないなあと思った…ホラーものは単純に怖いからなんだけど、ファンタジーもの嫌いではない筈なんだよな。でも『ロード・オブ・ザ・リング』観てないし、『ハリーポッター』もファインズさんが出たからって理由で先日初めて観たし。

なんでだ。

ちなみに今迄でいちばん怖かったのは『シャイニング』です。もう二度と観たくない…けど観たい……。これは妙な魅力があったなあ。また観たい。けど観たくない。

そして帰宅したら、CAVE IN追加公演アンコールでNIRVANAのカヴァーやったって知った。あー(泣)てか何!何の曲をやったの!?