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2004年12月11日(土)
『ヴィタール』

『ヴィタール』@K's cinema

これはもう好みの問題だと思うのだが、私は塚本監督が映画に載せるものが好きなのだ。

丁寧に拾われる光、影。登場する人物の顔の造作。

そして音、音、音。湿った皮膚が触れあう時に鳴るぺたぺたと言う音、舌がもつれる時に鳴る口の中の唾の音。そういうものが、ストイックと言ってもいい様相で詰め込まれている。極力少ない台詞。目の、耳の注意力を逸らすのが勿体無いほどの世界。どこを切り取ってもスチールとして扱えるような構図、そこに立つひとの身体。

初日舞台挨拶にも参加出来ました。「冬ソナより面白い!」「セカチュ−観たならこれも!」って友達にも勧めてくれとのこと。監督はどっちも観てないそーですが(笑)いやしかし…あながち間違ってないかもな。いや、私も冬ソナは観ていませんが(笑)

死体になった身体はもはや物なのか?魂が残っているとかそういうことではなく。それでは、魂はどこにあるのか?意識と言ってもいい。身体と言う容れ物のどこに、意識はあるのか?

こういう喪の仕事もある。唯物論者でいたいと思っているのだが、なかなかそうはいかない。

リピートします。B倍ポスターも買うぞー。塚本作品のポスターって、B倍=海外版の方がいつも好みだな。『BULLET BALLET』も『六月の蛇』も。家に持って帰るとその大きさに途方に暮れますが(貼るスペースがない…)そばに置いておきたい。

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■決めたー
やっぱりソニックマニア行こう!VELVET REVOLVERの単独公演、高いんだもん(笑)それに次の来日があると思わない方がいい気もするし…(苦笑)スコット、ちゃんと入国してくれよ!
そして今ブンブンからは目を離さない方がいい気がする。いい予感か悪い予感か判らないけど