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2003年10月30日(木)
WILKO JOHNSON『RED HOT ROCKING BLUES JAPAN TOUR』+PEARL JAMサンタバーバラ祭り

WILKO JOHNSON『RED HOT ROCKING BLUES JAPAN TOUR』@CLUB QUATTRO

27日に行ってきました。カッティングに飢えたらウィルコ・ジョンソーン。ドガガガガガッ!なカッティングを聴きたければウィルコ・ジョンソーン!ミッシェルが解散した月に来るなんて、何だかね…ウィルコが慰めに来てくれたみたいだよ(涙)

あ〜楽しかったなあ。鮎川誠氏言うところの「あったかいロック」。この「あったかい」と言うのはカッティングの音そのものにも感じられることで、ウィルコって驚異の指弾き(!)なんだけど、ピック使わないからカッティングの音がふくよか。あったかい感じがするんだよね。ハッピーでひとなつっこい感じ。ずっとニコニコして観てました。

また見た目が面白くてねえ。面白いギタリストの動きが全部観られると言ってもいい!マシンガンとかダックウォークとか、背中弾きとかどかどかやってくれるのよ〜、それも真顔のままで(笑)あとあれね、蟹走り!ブンブンの中野くん思い出しちゃったよ(大笑)出てくるなりこれでした。クアトロって邪魔な位置に柱があるけど、ちゃんと柱の向こう側迄蟹走ってくれたよ!(笑)

時々「なんだおまえ?なんだおまえ?」ってな表情で客席をギョロギョロ見るところも愛嬌たっぷり。かわいいなあなんて言うと失礼でしょうか。サービス精神が旺盛と言うか、真顔で楽しくやろうぜ!って感じがすごくいいんだよう。音は勿論格好いい。

ちょっとヘタウマな唄もチャーミング。「KEEP ON LOVING YOU」とか声がへなへなしちゃって情けないとこがまたいいのよ〜。「SHE DOES IT RIGHT」はやっぱり盛り上がった。それまでずっとニコニコして観てたけど、ちょっとじわっときたなあ。

2度のアンコールが終わって客電がつき、終演アナウンスが流れてもアンコールが治まらない。何だか名残惜しいのよ。そしたら出てきてもう1曲やってくれました!皆大喜び。

何度も手を振って、ピースサインをして帰って行くウィルコじいさん(失礼)はとってもステキでした。また来てね。

オープニングアクトのTHE NEATBEATSは遅刻したため2曲しか聴けず残念。ま、またの機会に…。と言えば、30日大阪のオープニングアクトってKING BROTHERSなんだよね!これは観てみたかった。

セッティング間にフロアの一部がざわついて、しきりにステージ上にいるスタッフに声をかけている。何?とその指差す方を見てみると…おいおい、天井が燃えてるよ!照明コードか何かが発火したようだ。中途半端な位置だったのでステージからも手が届かず、脚立を準備してる間に「バチッ!」って火花が飛んだりして一時騒然。でも誰も逃げないのな(笑)だってウィルコがまだなんだもん…。スタッフが濡れ雑巾を持って脚立にあがり、消火した時は拍手が起こりました。皆のんきだな…。いやー、セッティング間でよかったよね。ライヴ中だったら大変なことになっていたかも。

あ、アベくんは来ませんでした。実家でゆっくりしてるんでしょう。ウエノくんと、のうやんが来てました。帰り際、バーカウンターのすみっこに長身でスタイルがすごくいいひとを見かけて、綺麗なひとがいるなあと思ったらウエノくんだった。やー、なんかすごく綺麗だったよ。鮎川さんとこはファミリーでいらしてたようですが、見かけなかった。ちょっと残念。

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■すごい祭り
な、なんじゃこりゃ!

サンタバーバラでのPEARL JAM、げ、げ、ゲストが。クリス・コーネルにジョン・フルシアンテに…ジャック・アイアンズ!ジャック!ジャックだよ!元気にしてるのね…ちょっと〜もう〜嬉しい〜!身体と心の不調で脱退してから、音楽活動を一切やってないと聞いていたので…また演奏出来るようになったんだ、すごく嬉しい。バンドとの交流も続いてたんだねえ…(涙)

ジョンとジャックが同じステージにいたかもと思うとそれも感慨深い。レッチリで入れ違いだったからね。

セットリストもすごいよ。TEMPLE OF THE DOG再結成ですよ!「HUNGER STRIKE」「REACH DOWN」やってるよ!ぎゃー!こ、こ、これ、オフィブー出ないかな?出してくれ!