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2003年06月09日(月)
『新・刑事まつり 一発大逆転』トークイベント

『新・刑事まつり 一発大逆転』@シネマ下北沢

リピート。この日のトークイベントのゲストが大森南朋くん組なのでした。月曜日だし、急な告知だったしとたかをくくっていたら超満員!ゲストが入場したら「キャー」の黄色い声!うわーもうビビッたビビッた。人気者だよ大森くん!

出席者は(入場順)大森南朋監督、出演者の光石研さん(リハビリ刑事)、水橋研二さん(刑事)、木下ほうかさん(ちんぴら?(笑))。ひととおり席に着いたところで、大森くんが客席を指差し「あそこに出てるひとがいる」。飛び入りで甲本雅裕さん(お店のひと)と日向丈さん(刑事)が壇上へあげられました。日向さんは椅子が足りなくて最初は甲本さんの椅子の手すり、その後スピーカーに座る羽目に(笑)大森くんは「ほら、あそこにもいる。おいしい役だったひと。どこにいるでしょう。探してください」と柳野コウセイさん(病院の先生)にも声をかけていました。

この間カメラのフラッシュはすごいわ写メールのシャッター音「ぴろろ〜ん♪」は鳴りまくりだわ始まって間も無いのに早くもフィルムを撮り切ってジージー巻き戻しが始まっているやら。おいおい、なんかすごいぞ。そのうちほうかさんが自分のバッグからムービーを取り出し、客席を撮影返し。甲本さんも携帯で客席を撮っていました(笑)

以下記憶で起こしているので正確ではありません。ご了承ください。

司会●満員ですよ!どうですか?
大森●いっやあ〜…(ニヤニヤ)僕もこの前観に来たんですけど、自分でお金払って。他の作品もクオリティ高くて、面白いものになってるなあと思いました…
司会●『リハビリ刑事』人気投票ランキング1位ですよ!(拍手)どうやって作っていったのでしょうか?
大森●えー、自主映画をやってる友達がいまして(山田英治監督ですな)そいつと脚本から起こしていったんですけど…最初は何も決まってなくて。アイディアはあったんですけど、話の流れとかは全く決まってなかった
木下●俺脚本見てないもん
大森●はは(苦笑)
木下●俺だけ撮影も別だったんだよね。いきなり「ここで撃ってくださーい」って言われて
大森●そう、ほうかさんだけ撮影日が別だった
木下●さみしかったー
甲本●僕もどういうシーンか知らないまま撮られて、できあがりを観て「こうだったんだー」と。あの、結構、おいしい役だったんですね(笑)

司会●大森監督の作品はこうなりましたが、皆さん監督されるならどんな刑事を撮りますか?
光石●(即答)撮りません(全員爆笑)
司会●えっ、そんな!即答でしたね(笑)そんなこと言わずに…どうですか?
光石●いやいや、撮りません。撮らないです
水橋●撮りません
木下●水橋は撮るよ。今回助監督もしたもん
水橋●いやっ、撮らないです。助監督もそんな…たまたま…
木下●撮るよ〜
水橋●(消え入りそうな声で)いやっ、やめてっ、いやっ(この間ほうかさんの膝に手を置いていやいやを繰り返してました。かわいい…)
木下●僕は撮りましたから、もう(『17才』のことなのか刑事ものを撮ったと言う冗談なのか微妙(笑))

てな感じで終始ほうかさんが仕切ってくれました。他の日に、あまりにも皆喋らなかったり話が膨らまなかったりして、司会の方がすごく苦労している様子もあったので、場を盛り上げてくれるキャラクターがひとりいるってのはいいなあとつくづく。せっかくのトークイベントだもんね。大森監督は気遣いか照れているのか、自分が喋るよりもひとに話を振る方向。一歩ひいている感じでした。でも終始ニヤニヤしてました(笑)満員で嬉しかったのかな。

イベントの模様は刑事まつりオフィシャルサイトに、動画が順次アップされているようなので、いずれこの日の模様も観られると思います。ファッション等のチェックはそちらでどうぞ(笑)あ、でも水橋ジョニーがサングラスも帽子もなしで、顔をちゃんと出していた(笑)のは珍しかったですね。貴重でした。なんか日焼けしてました。

最後に今後の告知をしておひらき。大森くんは秋に公開の廣木隆一監督作品『ヴァイヴレーター』の話を。「えー、エロ映画です。さわりまくってます(笑)」だそうです。ははは、いろんな意味で楽しみですな。このために金髪にしたんだよね、どんな役なんだろう。

ちなみにランキングは今でも1位。すげー。終了後のシネキタ前はサイン会・握手会みたいになっており、大森くんと水橋ジョニーは女子に囲まれておりました。順番待ちの行列がきちんと出来ていて面白かった。「すげー、モテモテ!」「モテ部だよ〜」と言いつつ遠巻きに眺めてました(笑)人気者☆こうなってくると今後シネキタでイベントやるのは大変かも知れませんね…。入れなかったひとも多かったようです。イベント自体は楽しかったし、役者さんやスタッフによる現場の声が聞ける機会はとても貴重なので、これからもいろいろやってほしいです。いい解決策が見付かればいいのですが。

短い乍らも盛り上がった楽しいイベントでした。刑事まつり自体も好評で、追加上映も決まっています。ひとまず終了のこのシリーズですが、「……多分」ってことなんで、またのまつりを楽しみに。