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2002年02月25日(月)
Beau Travail

『美しき仕事』@東京日仏学院


先週の土曜日『OUT』へ行く前に、突然「ドニ・ラヴァンの日本未公開作が上映されるよ!」と連絡を貰い急遽飯田橋へ。

カイエ週間・クレール・ドゥニ監督特集企画上映。今年の秋に『ガーゴイル』(ヴィンセント・ギャロにベアトリス・ダルと言う、エラい濃そうなキャスト)の日本公開を控え、1月に来日していたそうです。『ショコラ』『ネネットとボニ』『パリ・18区・夜』など、約1ヶ月で8本の作品を上映。最終日が『美しき仕事』。

が!英語字幕だったんだよ〜!比較的セリフの少ない内容だったが、多分半分くらいしか解ってないと思う…(泣)。うーんとうーんと多分これドニがゲイだったのかな?陸軍曹長で、外国人部隊を指導していて、部下をいじめてたりして、少佐にフラれちゃったって言うか。それを回想してるみたいな。ああなんてアホな説明…。

昨年『ツバル』が日本公開された時にこの『Beau Travail(原題)』の話を知って、この時は助演だとか聞いた気がするんだけど、思いきり主役でしたよ。アイロンかけたりコーヒー飲んだりいきなり踊ったりああかわいいね!特に最後のダンスシーンはよかった。身が軽い。今回邦題がついてたって事は日本語版の公開もいずれはあるんですかね…あってくれー。

『美しき仕事』の原作はハーマン・メルヴィルの『ビリー・バッド』。『ポーラX』の原作『ピエール』や、『白鯨』の作者でもある。『パリ・18区・夜』でデビューしたカテリーナ・ゴルベワは『ポーラX』にも出ているし、何げにドゥニ監督、レオス・カラックス、ドニ・ラヴァンは縁があるのかも知れない。