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■ ゆーすけ。その3。
ゆーすけの元彼女は、私の友達です。 友達と言っても、知り合いと友達の間くらいなんやけど。 でもしっかりのろけられてました。ゆーすけとのこと。
ゆーすけを好きになってから、 わざとゆーすけの話を彼女にふる機会が多くなった。 知ってることを知らないふりして聞いてた。 たとえばゆーすけがにんじんぎらいなこと。 知らないふりして「そーなんだー、彼って案外子供だねー」 なんて彼女に向かって言ってる私。 嫌な女だなーって思った。
『友達と同じ人を好きになったらどーする?』 なんて質問がよくあるよね。 そんなの質問自体ナンセンスだと思う。 時と場合によって違うに決まってるやん? 友達にもいろいろあるし。 好きな人にもいろいろある。
「友達」と「好きな男」 天秤にかけてより重いほうを選び取るもんじゃないのかな。
余談かもだけど。 私にはもうつきあって10年くらいになる、 自信もって「親友」と呼べる女友達がいる。 未だかつて好きになった人の中で、 彼女に勝てた男は1人しかいなかったと思う。 もし天秤にかけてたらね。 彼女はそれだけ大切な存在ってこと。 幸い天秤にかけることもなく平和に友情は保たれてますが★
ゆーすけに浮気をさせたのはあたしだし、 友達である彼女を裏切ったのもあたし。 でも天秤の針は一瞬にしてゆーすけを指したから。 考える間もなく、本能で。
<つづく>
2001年10月04日(木)
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