Movin'on without you
mako



 ゆーすけ。その2。

私にはかなりしょぼい憧れみたいなのがあって。
たとえば白衣を着て実験してみたいだとか。
たとえば研究室恋愛をしてみたいだとか。
でも単純でバカだから、
理系を選んだのにはそんな単純な理由も含まれてたりして。
けっこうそーゆーしょぼい憧れってのが、
自分の中では大切なことだったりして。

そんな単純な私の「あこがれ」の中に、
好きな人と朝まで一緒に眠りたいって
そんなやっぱし単純なあこがれが混ざってた。

単純で簡単なようで、今まで叶わなかった憧れ。

過去にそーゆーことがなかったわけじゃない。
彼氏と呼ばれる人だって何人かいたし。
恋愛経験そのものが少ないわけじゃないと思うんやけど・・。
(多い部類には絶対入らないけどね。普通?)
でも好きな人の隣で朝まで寝れたこと、
21の今まで1回もなかったんだ。

だから憧れてた。

それを初めてかなえてくれたひとがゆーすけ。
朝起きたら隣にゆーすけがいた。
ちゃんとそこにいた。

その瞬間、どーしよーもないくらい恋に落ちてたんだね。
たぶん。

<つづく>

2001年10月03日(水)
初日 最新 目次 掲示板


↑エンピツ投票ボタン

↑「my追加」ボタン