江草 乗の言いたい放題
コラムニスト江草乗の日記風エッセイ クリック募金にご協力お願いします。

日記目次(検索可能)前日翌日 エンピツ投票ランキング  江草乗の写真日記  ブログ  お勧めLINKS  

ご愛読ありがとうございます。「江草乗の言いたい放題」は読者100万人を目指す社会派コラムです。一人でも多くの方が読んでくださることで、執筆意欲は倍増します。ぜひ、お友達に勧めて読者数UPにご協力ください。掲示板へのご意見の書き込みもお願いします。

2013年10月11日(金) 警察はなぜストーカー殺人を防げなかったのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

どうかお読みになる前に投票ありがとうございます。←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m 


 まず読売新聞の記事を引用しよう。

京都に住んでるはずなのに…鈴木さん、警告訴え
 東京都三鷹市で8日、私立高校3年の鈴木沙彩さん(18)が刺殺された事件で、警視庁に殺人未遂容疑で逮捕された無職池永チャールストーマス容疑者(21)(京都市右京区)が、1週間前から鈴木さんの自宅周辺に姿を見せていたことが捜査関係者への取材でわかった。
 凶器のナイフを数日前に購入したと供述し、事件当時は軍手などを用意していたことから、同庁は計画的な犯行の可能性があるとみて調べている。
 捜査関係者によると、鈴木さんは8日午前、両親と三鷹署を訪れて「(元交際相手の)池永容疑者につきまとわれている」と相談した際、1日朝に最寄り駅に向かう途中で池永容疑者を見かけ、4日朝にも自宅近くで母親と一緒に目撃したと説明。「京都に住んでいるはずなのに近くに来ている。警告してほしい」と訴えていた。
(2013年10月10日07時44分 読売新聞)


 池永チャールストーマス容疑者が明確な殺意を持って被害者に接触しようとしていたのに、警察の対応はあまりにものんびりしている。しかし、オレは警察がなぜ即座に池永チャールストーマス逮捕に動かなかったのかが不思議なのだ。彼は勝手に鈴木沙彩さんのツイッターアカウントを作成して、動画や画像を不特定多数に向けてばらまいていた。その時点で警察は逮捕に動くことができたはずである。児童ポルノ法違反容疑である。そこで指名手配してすぐに逮捕に踏み切っていればその後の悲劇は起きなかったのだ。初動の段階で間違っているのである。

 しかし、杉並署に相談に行ったときに、その重要なことを鈴木沙彩さんが警察や担任教師に隠したのだとしたら、警察が「ただの相談」というふうに悠長に構えていたのはわかる。しかし、そこでもオレは思うのだ。もしもオレが鈴木沙彩さんの担任教師で、つきまとい被害を訴えられたならば、必ず一人にしないで家まで送るだろう。通学途中で被害に遭う可能性もあるからだ。そこでストーカーに会えたら必ずそいつをつかまえて文句を言うだろう。つきまといをやめるように相手に抗議するだろう。そのときに池永チャールストーマスの用意した刃物で殺されるかも知れない。しかしクラスの女生徒がストーカー被害に遭って、それを阻止しようとして死ぬのならそれは職務上仕方のないことである。

 次に三鷹署の対応だ。オレは三鷹署の連中は救いようのない馬鹿だと思う。ストーカー心理というのが全くわかってないのである。加害者の携帯に「警察です」と連絡を入れれば、「警察にちくりやがった!」と逆ギレして破壊行為に至ることはこれまでのストーカー事件の常識である。連絡を入れたとしたらその後まで責任を持つべきだ。つまり、携帯に出ない時点で、居場所を特定して刑事を派遣して尾行し、加害行為を起こさないように見張らないといけないのである。警視庁はくだらない交通取り締まりに人員を割く一方で、こんな本当に大事なことは電話で済ませるのである。なんというクズ組織なんだろうか。大阪府警も同様なんだがオレは腹が立って仕方がないのである。道に立ってシートベルトの取り締まりをする時間があれば、今も公然と釜が崎の路上やアメリカ村で行われてる覚醒剤の取引でもきちっと取り締まれよと思うのである。物事の軽重が全くわかってないのだ。それが日本の警察なのである。

 仮に三鷹署が家まで送っていくということをしてくれたとしても、池永チャールストーマスは「警察がすでに動いてる」ということを看破して、先回りして家のクローゼットに潜んでいたわけで、電話一本で仕事を果たした気分になってる三鷹署のお気楽署員どもよりもはるかに上手なのである。

ストーカー野郎というのはたいてい「殺人も辞さない」強い思い込みを持っている。自分が命がけで「愛してる(?)」のは正当だと思ってるのである。そういう頭のおかしいヤツに対して、警察はあまりにも危機意識が欠けている。被害が起きれば動くというのではなくて、こちらからストーカー野郎を攻めないといけないのである。先に捕まえて「加害行為をさせない」というふうにしないといけないのだ。まず先に頭のおかしいヤツを確保しないといけないのである。これまでのストーカー事件は常に警察が加害者の危険性を認識していないことから悲劇につながってる。警官の前でおとなしくしていてもそれだけでは安心できない。ストーカーの身体に遠隔操作可能な爆弾や毒薬注入器を埋め込んで、いざというときはいつでも死に至らせることができるという条件で解放をするしかないのである。もちろんそのスイッチは被害者がいつでも押せるようにしないといけない。それこそ近づいただけでも加害者を殺せるようにしないといけないのだ。被害者と3m以内に近づいたら死ぬという仕掛けでも作るしかないのである。

三鷹署や杉並署は被害者の家族から損害賠償を求められても仕方がないだろう。今回の事件は警察入れた留守番電話の伝言が引き金になったとオレは思ってる。


↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。応援の投票ありがとうございます。"/←1位を目指しています! m(_ _)m   投票博物館




My追加
江草乗の言いたい放題 - にほんブログ村

前の日記   後の日記
江草 乗 |ファンレターと告発メール   お勧めSHOP エンピツユニオン