江草 乗の言いたい放題
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2008年02月20日(水) 自衛隊はこんなにレベルが低いのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレはイージス艦というのは最新鋭の装備を搭載した超ハイテク艦船だと思っていた。税金を1400億円もつぎこんで建造してるのだからもう完璧なものだと思っていたのである。それが漁船一隻を避けることもできずに粉砕してしまうほど何も見えていないのか?そんな能力で戦争ができるのかとオレは言いたいのである。きっとろくに警戒しもしないで漁船の多い水域に入って「オレはイージス艦様だ。おまえらがよけろ!」とでも思っていたのだろう。

 昔、ハワイ沖で日本の練習船を沈没させた米原潜があったが、それと同じくらいかそれ以上にタチが悪いのが今回の事件である。国民を守るべき自衛隊が、国民に被害を与えたのである。事件ばかり起こす米軍もどうしようもない連中だが、自衛隊もこんな情けないレベルなのだ。以下、アサヒコムの記事を引用したい。

イージス艦に回避義務か 見張り不十分の可能性2008年02月19日13時47分
 イージス艦「あたご」と漁船はなぜ衝突したのか。海運業界に詳しい日本財団の山田吉彦広報チームリーダーは、(1)発見後の回避義務がどちらにあったか(2)航行の多い海域で見張りが十分だったか(3)あたごの救助は適切だったか――の3点がポイントだと指摘する。
 海保によると、双方の船は直角に近い角度で衝突したとみられ、漁船の左側が大破していたという。海難審判の海事補佐人で、海難事故の原因究明に詳しい松井孝之弁護士は「双方は横切り関係にあり、海自艦が漁船を右にみる関係だった可能性が高いのではないか。海自艦が漁船を避けなければならないのに、この大きな義務を怠っていた可能性も考えられる」と話した。
 当時、現場海域は霧などはなく波も穏やかだった。防衛省の話でも視界は良好だった。 防衛省海上幕僚監部によると、護衛艦が航行する際は通常、昼夜を問わず、艦橋で当直士官などが前方を目視し、さらに艦橋の左右に計2人の見張り員が立ち、周囲を確認。レーダーによる警戒も行う。海幕は、実際に見張り態勢がどのような状態にあったか調査する方針だ。
 軍事ジャーナリストの神浦元彰さんは「漁船には航海灯がついているはずで、海自艦の見張りが目視でそれを見つけて警笛を鳴らすべきなのに、それを見落としたのだろう。海自艦は、数人が数時間交代で見張りをしているはずで、見張りに怠慢があったのではないか」と指摘。漁船についても「海自艦を発見すれば回避はすぐにできるはず。漁船も見張りがきちんとできていなかったのではないか」と話す。
 また、日本水難救済会の磯貝正夫常務によると通常、衝突後は相手の船や事故を知った周辺の船がすぐに救助を始める。「ライフジャケットを装着したり、泳いだりできていれば見つかりやすいが、被害状況によって発見が難しいこともある」という。


 今回の事件は日本の自衛隊のレベルの低さを世界に宣伝したのである。別に濃霧でも何でもなかった状況で、漁船を避けることができないようなイージス艦であるということが明らかになったわけで、これならいくらでも攻撃可能である。漁船に見せかけて大量の爆薬を搭載した工作船をわざと体当たりさせればいいのである。もちろん「戦闘の時とは違う」という言い訳をする方もいるだろう。しかし、航海中は常に警戒を絶やさずにいることが少なくとも軍隊の常識ではないのか。そんなこともできていない自衛隊の状況にオレはあきれるのだ。

 同じ海域にいた漁船員の話では、イージス艦は全く速度も落とさずに突っ込んできたという。つまり、自分が思い通りに進むのを他の船がよけて当然と思っていたようだ。クルマを運転してると「この道路の主人はオレさまだ!」と勘違いしているような馬鹿に出くわすが、もしかしたらこのイージス艦の艦長もその程度の馬鹿だったのだろうか。そんな馬鹿しか人材がいないのか。なんともかわいそうな話である。大量の税金を払ってるのにその程度の軍隊しかもてない国民がかわいそうである。もっとも他国でレイプばっかりしてる破廉恥軍をもってるどこかの国よりはマシかも知れないが。

 今回の事故だが、「あたご」の乗組員による証言が今のところ聞こえてこない。なぜ救助行動を取らなかったのか。まさかぶつかったことにも気がつかなかったのか。あるいは当て逃げのつもりでいたのか。「不利になるから何もしゃべるな!」という上からの指示でもあるのだろうか。1人1人の乗組員は真実を胸に秘めたままで、これから行われる裁判などでは組織を守るための嘘の証言をするのではないか。なんとなくそんな気がするのである。

 一瞬にして船がまっぷたつになって、寒い海に投げ出された漁船員のことを思うと、オレは「あたご」の連中を断じて許せないのである。こいつらにしっかりと法の裁きを下すことがまぎれもない正義であるとオレは思っている。


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