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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2003年12月31日(水)
記憶力のすごさ


 今日は大晦日。我が姉妹には儀式が存在する。いつから始めたのかさだかではないけれど、ストーブの前で、♪おおみそか、おおみそかっと歌いながら、お互いの腕をからめるもの。アホとちゃうか。ところが、2人も年ごろになり、デートやつきあいや何やで、大晦日に顔を合わせることも少なくなった。今年、久しぶりに大晦日の朝に顔を合わせた。私は誤って姉に、「“おおみそか”しよ〜」と言ってしまった。病気みたいなハイテンションだ。ところが姉もあっさり了承。誰も何も言わないのに、記憶が一瞬にしてよみがえった。不思議だ。もう何年も脳裏の奥にしまわれたままの儀式だったはずなのに。

 記憶の不思議さと言えば、姉がこんな話をしてくれた。
 姉の友達はバツイチで女の子(3歳)が一人いるのだが、この子供がよく家に遊びに来る。私はたまにしか会わないので、覚えていないんじゃないかと思っていたけど。こないだ姉とその友人、そして子供の3人でごはんを食べていたとき、姉の携帯を見た子供が、「これ、まりちゃんにもらったん?」と言ったらしい。びっくりした。姉の携帯には、私とおそろいの携帯クリーナーがついているのだ。少し前、私はその子の写真を携帯で撮ったことがあるのだけど、そのときに私の携帯クリーナーのことを記憶していたのだろうか。でも、名前は、ほんの数回、犬をしつけるようなノリで、「この人、まりちゃん」って言ってた程度である。彼女の日常生活で私がしめる割合なんて、ほとんどないはずなのに。記憶力っておそろしい。でも、嬉しい♪

 そんなことをふまえた姉は、「子供は、大人なら気にもとめないようなことをすごく覚えているから驚く」と言う。ともすれば、球場でちょろちょろ走っている子供に話を聞けば、おもしろいものが書けるかもしれない。それが無理でも、昔球場をちょろちょろしていた子供だった人に思い出話を聞くことなら出来るかも?私?私は残念ながら、子供のころに野球を見に行った記憶はほとんどない。でも、“ない”からこそ、“あること”の貴さがわかる。来年は、卑屈にならない自分でいよう。

※これで今年の日記は終わりです。一年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。