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| 2003年09月06日(土) ■ |
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| グランドコートの夢 |
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先日、ついに“夢のグランドコートデビュー”を果たした。ただのグランドコートではない。高校野球部のグランドコートだ。
先月末、柏崎高校に行ったときに、「寒くないですか?」とマネージャーがグランドコートを貸してくれた。デカイ私でも余裕のあるゆったりサイズ。その上、あっかたぁ〜い。とろけそうになった。ああ、ぬくい、ぬくい、ぬくい。心の中で自分が納得行くまで繰り返した。まさかこんな形でグランドコートを着ることになるとは、6年前には考えもしなかった。
6年前は、ともきちがグランドコートデビューを果たした年である。それも東山の!晩秋の練習試合観戦中、OBか誰かが「寒いやろ」と言って着せてくれたのだとか。「あったかかったよ〜」と言っていたが、このとき私はなぜかいなかった。デートだったかな?彼女の話を聞いたとき、自分は何か大きなチャンスを逃したような気がした。でも、もし、あの日、グランドにいたのがともきちではなく私だったら、と考えた。私、太ってるし、寒そうに見えないんだよな。どんよ〜りした記憶がある。
その後、グランドコート貸してくれたOBらしき人とは疎遠になった。20代も終わりかけ。暑さ寒さにすっかり弱くなった。相手がグランドコートを貸してやらねばと思ってしまうような薄着ではいられない。完全防備になる。当時は当時なりに漠然と、「ああ、生涯私はグランドコートに袖を通すことはないんだろうな」と思っていたのだ。それからはグランドコートを意識したことはほとんどなかった。
実はこの日も、雨合羽も兼ねた上着は持ってきていた。でも、何かの手違いでホテルにおいてきてしまったのだ。夏の夜が震えるほど寒いなんて思ってなかったのだ。北信越を侮っていた。今までもそういうドジはよくふんでいたが、今回はそのドジが、忘れかけていたささやかな夢を叶えてくれた。
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