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| 2003年08月22日(金) ■ |
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| ジントニックとダルビッシュ |
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高校生のとき、何かのドラマを見過ぎたのか、デートはおしゃれなバーでするものだと思っていた。そこで、「彼氏ができても恥ずかしくないように、カクテルの名前を1つくらい覚えておいて、バーテンダーにさらっと言えるようにならなければ」なんて思っていた。ま、結果的に言えば、理想と現実はびっくりするほど違ったのだが。それはおいといて。
初めて知ったカクテルの名前は、ジントニック。当時読んでいた『放課後の音符(キーノート)』という本に出てくる登場人物の女の子が飲んでいた。私はお酒の味なんて知らなかったけど、覚えておこうと、心の中で何度も、「ジントニック、ジントニック」とつぶやいた。
覚えておいたカクテルの名前が必要に迫られて口から出たのは、残念ながら、大学での飲み会のことだった。そのとき、初めて本物のジントニックを目の当たりにした。好き嫌いの多い私、飲んだこともないものを、さぞ「いつも飲んでます〜」風に頼んでしまったけど、まずかったらどうしよう。急に不安になった。でも、それも杞憂に終わった。柑橘系で、甘ったるくないそのお酒は、不思議と初めて飲んだような気がしなかった。前からこの味を知っているような気がした。きっと、小説の影響だろう。本当にジントニックがおいしいなと思い始めたころには、すでに相方くんがいた。
でも、このところ、ジントニックを頼むのにちょっと臆病になっている。なぜか。別に恋愛関係でもつれているわけではなく、単にアクセントをどこにつければいいのかわからなくなってしまったからだ。私は、ジントニックのジンにアクセントを持ってくるが、注文を確認する店員がトニックの方にアクセントを持ってくると、泣きそうになる。どっちが正しいかわからないのに、自分が間違っているんだと思って、勝手にかっこわるくなる。
それと同じ要領で、口にし辛いのが、東北高校の長身エース・ダルビッシュくん。私はダルにアクセントをもっているのだが、周りは、ダル派とビッシュ派に分かれていて、情緒不安定が増長されそう。そういや、彼、評価もくっきり分かれている。生意気だ、態度が悪い派とまじめすぎて野球以外ことに気がいかないんだ派。なんだよ、いったいどっちがホントなんだよ。っていうか、私ら端から見えるだけの人間が、ホントのことなんてわかるの?もやもやした気持ちになってしまう。
そういや、ダルビーって呼ぶ人もいるな。なんか、カルビーのパロディーみたいで親近感がわく。でも、アクセントはどっちなんだろう。ダルかビーか。
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