初日 最新 目次 MAIL HOME


あるこのつれづれ野球日記
あるこ
MAIL
HOME

2003年07月11日(金)
みのるさん、スクラップはしておくものですね。


 今日、朝日新聞発行の京都大会選手名鑑を思わぬ場所で入手した。どこか。仕事場である。

 今日行ったお店、カウンターの壁に京都大会のトーナメント表が張ってありました。そういや、明日から京都大会やなと思った。この店は、以前にも何度か来ているが何か臭う。前にオーナーさんが地元高校の野球部員と話してたし。

 仕事が終わる直前、トーナメント表の側に選手名鑑が山積みになっていた。気になって仕方ない。客がいなくなるのを見計らって店に人に聞いてみよう。私はカウンター付近でそわそわしていた。

 ようやくレジが落ち着いたとき、オーナーのおじいさんに声をかけた。「これ、売ってるんですか?」。そんなわけない。売ってるならカウントだ(バーコードないからやっかいやなあ)。今まで気づかないはずがない。おじいさんがいぶかしげな顔をしながらも、「いいや。欲しいの?」とどなんまかストレートを投げ込んできた。「え、いいんですかぁ?」私は白々しい返事をした。確信犯やん。ちゅーか、それ以前に仕事中やで、自分。「どうぞ、持っていって」。おじいさんがそう言ってほほえんだ。やった♪

 すると、おじいさんが続けた。「どこのファンなの?」。なぜ答えられなかったのだろう。いらんことが頭によぎった。私が好きなチームはここの近くにある高校じゃない。それで会話が気まずくなるかもしれない。もし、この近くの高校の名前を言えば、おじいさんから何か聞けて。店に臭ってるものの正体をあばけるかもしれない。頭がいらん回転をし、結局、「いえ、どこというわけでもないんですが」となった。おじいさんは拍子が抜けた表情をして、「明日から始まるから」、そう言って、奥の部屋に消えて行った。やっぱり、インタビューは本音vs本音の元でしか成り立たないんだな。今日の反省。

 帰宅後、名鑑に目を通す。この名鑑は全部員のフルネームが載っている。例年、1人で「1年生の下の名前予想大会」をやっている(おかしな人)のだが、今年もことごとくはずれた…。そんなこんなで、東山の選手名を眺めていたら、見覚えのある名前を見つけた。もしかして!

 私はPCルームに走り、自分のスクラップカバンから1冊のノートを取り出した。ページをめくり、目的の記事を探す。う〜ん、これじゃない。これじゃない。…あ、見つけた。

 1999年7月31日付、京都新聞より。前日、東山は京都大会決勝で負けている。

『東山は先制されてから本領を発揮するーと一塁側スタンドでは、点差をつけられても野球部応援団やブラスバンドOB、保護者、少年野球チームのメンバーたちが熱い声援を送っていた。
(中略)
 10点差の9回裏、最後の踏ん張りで2点を返すと、スタンドは総立ちで逆転を期待したが及ばなかった。
 山科区の少年野球チーム鏡山クラブのエースピッチャー木村龍弥君(12)は「逆転できなくてくやしい。東山高に入って甲子園を目指したい」と決意していた。』

 私が今日、選手名鑑で見つけた名前がまさにその名前だった、びっくりした。それは一種の感動にも値する。いつかこんな日がきたらいいなあと思ってたけど、まさかホントにそうなるなんて!

 実は私、すでに木村くんは謁見済み。小柄ながら、期待の持てるサウスポーだ。