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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年12月06日(金)
スポーツライター塾第三日目〜300字の言い訳出来ない世界〜


 今日の課題は取材。2人1組になって、お互いがお互いを取材し、それを300字程度でまとめるというもの。それを人に読んでもらい感想を聞き、取材した本人にも読んでもらう。

 これまでなら、課題が終わったあと、感想を書かされるのですが、今回は「敢えて書いてもらいません」とのこと。ちくしょ〜、楽になりてえ〜。というのが私の心境。

 書くことは自分を解放する、楽にすることでもあります。よく私がウジウジ日記を書くのはそのためかもしれません。参考書を買っただけで勉強した気分になれる。私はそんな受験生でしたので、イヤなことも辛いことも書いただけでそのときは克服できた気分になってしまいます。だからホントは、今日の感想すごく書きたいのですが、やめときます。

 ただこれだけは書けるかなと思うのは、記事は言い訳出来ない世界なんだということです。今回、私は原稿をうまく書けませんでした。だから、相手に「ごめんなさい」と謝ることは出来ます。でも、どうでしょう。それをしたら、相手に自分が悪いと思わせることになるような気がしません?私の考え過ぎでしょうか?でも、謝るくらいならいい原稿書けよというのがホントだし、またそんな文章を読まされてしまった読者に一人一人頭を下げるのは不可能な話です。

追伸:「3ヵ年計画」のその後
講座が終わったあと、飲みに行きました。そこで、先日日記にあった3ヶ年計画の話をしました。ところが、スポーツの現場で働く人の言葉はシビアで、実際ああいうスタイルの取材は厳しいんじゃないかとのこと。それを聞いて腹立ったり、凹んだりはしませんでした。素直に、「あ、そうなんだ」と思いました。それに、具体的な質問をヒシバシされ、どんどん答えに詰まっていく自分もいましたし。あれだけ堅い決心だったはずなのに、今もろくも崩れかけています。やっぱり、私にはインタビュー取材は時期早尚なようです。これからはもっと自分の器をわきまえていきます。