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| 2002年11月05日(火) ■ |
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| 勝手に相対評価 |
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今ではどうかわかりませんが、私が中学生だった当初、成績は相対評価でした。各クラスに『5』は2人、『4』は何人という風に分配されていていました。だから、出来る人が多ければ多いほど、いい成績を取れる可能性が低くなります。もちろん、学校サイトはそういう事態を最小限に抑えるように考慮してはいるのでしょうが、人って変って行きますからねえ。
あれは、忘れもしない中学1年の3学期。大きなテストはたった1回、期末だけです。別に自慢するわけではないのですが、私は100点を取りました。100点を取ったのはクラスで2人だけです。もしかして、『5』が取れるかな?と思いましたし、思うじゃないですか、普通。ところが、いざ成績表を開くと、あいそもへったくれもない黒いスタンプで押されていたのは『3』の数字。あ〜ん?って感じですよ。
確か、先生に抗議しに行ったはずです。当時の先生の名前すら覚えていないので、先生からの理由に素直に納得できたのでしょう(よっぽど日頃の行いが悪かったんだろうな)。でも、未だになんだかなあとちょっと思います。
それから、14年。私はどうやらこの“相対評価”に支配されていることに気付きました。自分が自分なりの文章が書けたとしても、それより上を行く人がいると、もう辞めたくなります。自分の書いた文章なんか削除したくなるし、自分の脳みその中にある“文章を書く”という細胞をピンセットか何かでプチッとつぶしたくなりますね。おかしいなと思うのですが、思ってしまうので仕方ないです。
余談ですが、私の本名の画数は29です。これは男性にとっては立身出世するいい画数なのですが、女性ではそうでもないようで、恋愛・結婚運が良くなく、孤立しやすいタイプなんだそうです(すっげえ、あてはまるんですが)。お母さんは何故私を男の子に生んでくれなかったのでしょう。…で、なんでも他人に勝ってないと気が済まない勝ち気なタイプともありました。ハハハ。イヤんなります。アドバイスは、“不平不満を言う口をふさいで、感謝の言葉を口にしなさい。人は人、自分は自分と割り切って、こつこつ努力しましょう”。出来たら、苦労しねえよ。
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