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| 2002年09月22日(日) ■ |
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| 私は、自己チュー |
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相方に「私って、わがままやと思う?」と訊いてみたが、返事が返ってこなかった。本当にわがままだと思っていなかったら、「そんなことないで」くらいは言ってくれると思うのだが、そうでないということは、おそらくわがままだと思っているのだろう。わがまま。ええやん、我(わが)のまま。すばらしい響き。自分が自分であることなのだ。
そう、私は自己チュー。自分による自分のための自分主義。生まれてこの方、人のために動いたことなんてない。人を助けることがあるとしても、それは自分の満足のため。自分を喜ばせてあげたいだけ。そして、そのことで人が喜んでくれたら、それがまた自分の喜びになる。
私は書くことが好きだ。自分でそう思っていた。でも、色々考えて、たどり着いた結論がある。それは、“私は書くことが好きだというより、自己表現することが好きで、その手段として書くことを選んでいるに過ぎない”ということだ。絵でも、スポーツでも、漫才でも、恋愛でも、仕事でも良かった。書くことを選んだのは、本当に偶然だと思う。
今、求められているのは自分の見れなかった試合の熱戦が伝わるものだという。幸い、私はそれほどメジャーでない試合を見に行く機会が多い。“これはチャンス!”と思って書いてみた。…結論から言うと、書けなかった。私は試合内容や、選手のことを伝えたいわけではなかった。それらを見て自分がどう思ったかを伝えたいのだ。まず、自分ありき。それがダメってんなら仕方ない。プロのライターがそういうものなら、それは私の夢ではない。プロかアマかという迷いがずっと私の中にあるが、それももう少ししたら結論が出ると思う。
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