
|
 |
| 2002年09月21日(土) ■ |
 |
| あるこ、馬場君ブームに巻き込まれる。 |
 |
姉に心理ゲームをされました。こんな問題でした。興味のある方は一緒にやって見てください。
Q あなたの好きなタイプを3つ挙げてください。 ちなみに、私の答えは、「かわいらしい人」「おもしろい人」「束縛しない人」でした。
Q その3つの要素がそろった人が2人います。どちらか1人を選ぶとしたら、どういう条件で選びますか?1つだけ答えてください。 やっぱり、ルックスでしょ、顔とか体格とか…。
A 2番目で答えたのが、あなたが本当に異性を選ぶときの基準です。
…ハハ、(^^;)。所詮、私は人を見かけでしか選べない女だったのね。いいさ、開き直ってやる。男は顔さ、体格さっ。やばい、男性読者を敵に回してまう。いや、違うんですよ、違うんですって!顔ってかっこ良さという意味じゃないんですよ。人の顔なんて、向かい合って食事をするときに吐き気をもよおさない程度だったらOK。それより、味ですよ、味。味わい深い顔。そういう意味なんですって!
というわけで今日は、味わい深い顔のお話です。
今日、ともきち邸にお泊まりして、彼女がとった高校野球のビデオを見て、過ぎ去った夏に浸っていました。試合のビデオなんて、展開とか分かり切っているのに、未だに見ると興奮したりする。
ともきちのとったビデオであるため、このところブームの光泉・馬場兄弟の映っている映像も納められていた。当然、見せられる。ともきち曰く、「ここ10年の高校球児の中で、最高のヒット!」とのこと。しかし、正直言って、「んなわけあるかいぃ〜」と思っていた。
ところが、想像以上にかっこ良かった。いや、かっこいいというより、凛々しいという言葉の方が似合う。このごろの高校生は眉毛を細くして整えているが(ごめん、大半が失敗作だと思うぞ、私は)、彼らの眉毛は濃くて太いまま。それがまた似合っている。目に力がある。巷で騒がれているかっこいいと言われる選手のような華やかさはないかもしれない。でも、見れば見るほど引き込まれていく。コンビニで会ったときに「小躍りしたくなった」というともきちの心境もよくわかる。
高校球児に限らず、高校生のかっこ良さってあどけなさや危うさと似ているのだが、彼らにはそれが当てはまらない。顔つきは立派な大人。大学や社会人野球をしている姿を容易に想像出来る。それでいて、笑ったらおぼこい。このアンバランス、最高♪
一番印象に残っているのは、帝京戦で、ピッチャーである兄が帽子で顔を隠し、ユニフォームの胸の部分を右手でわしづかみにして、祈っているようなシーン。熱闘甲子園でもエンディングで取り上げられていたが、ジーンときた。結局は、このあと相手にスクイズされ、追加点を取られてしまったのだが。
祈る、その行為はひょっとしたら自分の弱さを人にさらしているに過ぎないのかもしれない。それでも、絵になるからいい。私にとっては、試合の勝ち負けより彼らの魅力を味わい尽くす方が大事。
気付いたら、すでに過去のものである画面に向かって手を振っている自分がいた。かっこいいよ〜ん!高校生だったら絶対追っかけするで、個人的な…いや、高校生のときなら彼らの魅力はわからなかったと思う。年を重ねるのはイヤなことではない。
でも、やっぱり“神様のバカ〜”と思うし、私のアンテナの感度の悪さを嘆く。気付けば、もう彼らは野球部を引退している。数多くあったはずの試合を見ることはもうできない。本当なら、1年前の夏には彼らの魅力に気付いておきべきだった。双子の2年生バッテリー、甲子園を目の前にした決勝戦での敗戦。しかも、お隣りの滋賀県。私的には充分注目に値するではないか!なんで見過ごしててん、私のアホォ〜!
愚痴っててもしょうがないので、ともきちには見かけたら随時報告してもらうようにお願いしておこう。進路がわかったら、今度こそ追いかけてやる。
|
|