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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年08月23日(金)
あるこの敦賀シリーズ前編 大会の基本の「き」?!

 今春から、福井それも嶺南地方の高校野球づいている。友人からメールをもらい、明日、小浜市長杯に続き、敦賀市の大会(正式名:敦賀市長旗争奪高校野球大会)を観戦することになった。小浜市長杯で見た選手のその後も気になるので、今から楽しみだ。

 この大会は敦賀野球フェスティバルと称された大会の高校生の部で、市内の他球場およびグランドでは市内の少年野球チームや中学野球部が試合を繰り広げている。場所は敦賀総合運動公園野球場。敦賀市郊外にある球場で、芝生の緑が鮮やかな球場。両翼97メートル、中堅は122メートルと高校野球の試合には充分足る広さ。

 試合は2日間で行われる。大体こんな感じだ。
 1日目→A高vsB高、C高vsD高、E高vs(A高vsB高)の勝者
 2日間→E高vs(A高ーB高)の勝者vsC高ーD高の勝者

 A高vsB高の勝者は、2日で3試合をこなさねばならない。なかなかハードな大会。試合は、公式戦さながらの気合いが入っている。部員による応援や、アナウンス(しかも、出身中学まで読み上げる気合いの入りよう)つき。球場入り口には、出場選手とトーナメント表が書かれた紙が置いてあった。ここまでするなら、有料かと思いきや、これがタダ。なんかすごくトクした気分になる。

 秋季大会前、対戦する可能性は充分にあり、お互い手の内は見せたくないはずだ。激戦区の都道府県では、地元のチームとは練習試合すらしないというところもあるのだが、ここではこういう試合でもほぼ背番号とポジションがほぼ一致する。県内にはこういう大会が各地にあるようで、夏の大会ではお互い手の内を知り尽くした状態で対戦していると思われる。ええなあと思う。何もかも知り尽くして、丸裸の状態でお互いぶつかりあう。福井県で野球を見たことは数えるほどしかないが、ここでの試合はなかなか面白いのでは?と思う。

 ずっと京都の高校野球と甲子園大会しか見ていなかった私はやっぱり視界が狭い。地元では、一般人でも知っているような公式戦は秋と春と夏の予選大会しかない。だから、こういう大会の存在がすごく珍しくて、人に話していると、「え、うちでもあるよ?どこでもあるんじゃないの?」と言われてしまった。いや、少なくとも京都にはない。京都は、全般的に試合が少ない。なんかやってくれないかな?と思う。佛教系私学大会とか府立高校大会とか、福知山市長杯とか…。

 というわけで、明日は観戦記です。