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| 2002年07月22日(月) ■ |
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| ヤジはやめときましょう。 |
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高校野球を見るにおいて、気になるのが相手校に対するヤジですね。ヤジと言ってもいろんな内容のものがありますが。別に、“高校生がやっている野球だから”とか言う気はありません。それはたくさんの人の思いですし、今更私が言うまでもありません。
ただ、ヤジは相手校のためだけではなく、応援校のためによしておいたほうがいいんですよ。だって、試合の流れを変え兼ねないんですから。
試合をするのは選手です。いくら熱狂的な応援が支えになるといえど、所詮限界があると思います。だからと言って、“関係ないわ”というわけにもいかないのが皮肉なところなんです。球場に入って、応援席に腰掛けてしまった以上は。
攻守交代の間の場内は、案外静まり返っています。大接戦だったら別ですが、やはり静かですね。そんなとき、観客席から相手校を煽る言葉が聞こえてくるときがあります。プレーがかかっているときになら、まず聞こえてこないかもしれない声でも、よく通るんですよ。広い球場ならもとより、会場によっては内野スタンド上段からでも選手の表情が判るほどの小規模な球場もあります。そんな球場でなら、なおも致命的。
実際、ヤジられた相手校がそのあと打ちまくって、逆転をしたり突き放しにかかったりする試合を何度か目の当たりにしています。実は昨日の試合、終盤に応援校のスタンドからその類の声が聞こえたんですよ。もう、ヒヤヒヤしましたね。次の対戦相手は手強いですから、流れを終始引きつけておかないとゲームにならないかもしれません。“うっかりヤジ”などがないよう、強く願います。
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