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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年07月21日(日)
呼吸を止めて


 ♪ 呼吸を止めて 一秒 あなた真剣な目をするから〜。 確か、そんな歌詞だったと思います。今や伝説的な存在でもあるテレビアニメ『タッチ』のテーマ曲。最近、再び多くの学校で応援曲と使われるようになり、我らが応援校でも今年から導入されたようです。

 しかし、ほんま呼吸を止めてしまうのは、応援校の守備です。外野陣は心配していないのですが、内野がねえ…(^^;)。打球音がしてボールが向い始めてから、野手がそれを捕球し、送球し、別の野手がそれを捕球し、審判が「アウト」を宣告するまでマジで息してませんよ、私は。内野ゴロが続くと、酸欠状態になるんですわ。

 
 今日は、夏2戦目。1戦目とは違う緊張が体を縛り付ける。前回は、失礼ながら“負けてもともと”と思っていたのですが、今回は前評判で応援校が有利とされているだけに、負けたときを考えるとぞっとするのです。また、現チームはその可能性を否定しきれるとも思えないので、なおも不安。“勝てる”と思われていた相手に負けることのみじめさやショックや恥ずかしさは、ほんま体に悪いです。

 14時試合開始に合わせてきたはずが、入場券を買っている地点ですでに試合は始まっていたようで。球場に入ると、すぐ真正面に電光掲示板が見えるのですが、そこにはすでに“3”が刻み込まれており、なおも攻撃中。よっしゃ、よっしゃ。たまにはこういう試合をしてくれんと。

 ところが、ところが、その裏にあっさり同点に追いつかれたんですね。はあ、そうきますか。ため息をついてしまった。やはり、“勝てる”とか“打てる”とかいう言葉は禁句やな、このチームには(苦笑)。(ただ、この過程に関しては両校に関係ないところで言いたいことがあるのですが、それは後日ということで)

 ですが、この3失点。結果的にはいい風に作用していたと思います。逆転されてもいけなかったし、1,2点ですんでもいけなかった。同点になったことにわりと意味合いがあったのではないかと思います。いい意味での緊張感がよみがえってきたように感じました。

 結局、序盤で6−3と相手を突き放すことに成功。あとはエラーで相手にチャンスをあげないことを願うだけ。そうして、私は呼吸に不自由しながら試合を見守ることになりました。ですが、中盤以降、相手バッターが打ち上げてくれることが多くなり、“このまま、行けっ、このままっ”と淀競馬場にいるオヤジ化してました。

 8回に1点取られたものの、終わってみれば9−4。はたから見ると、快勝でも私にとってはなかなか息苦しいゲーム内容でした。とはいえ、2番手投手が完投&好投。これは大きな収穫です。