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| 2002年07月12日(金) ■ |
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| 野球部員であるということ |
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今日は思い立って、福井・足羽高校のグランドにお邪魔した。グランドの階段付近で練習を見ていると、すれ違う部員たちが挨拶をしてくれる。誰やねん挨拶(命名@こちらでさん)なのだが、ソフトな感じがして返事がしやすかった。
女子マネージャーの子も忙しそうに動き回っているが、私に気付いて「こんにちわ」と一言。そして、「ごくろうさまです」のおまけ(?)つき。びっくりした。OBだと思われたのかもしれない(こういうとき、男女共学は便利♪)。
いや、ご苦労さんだなんて、恐縮です。その言葉がふさわしいのはあなたたちですよ。
そう思ってみて、はたと気付く。それはちょっと違うなと。
マネージャーというと、選手をサポートするとか縁の下の力持ちとかいうイメージがある。確かに仕事内容はそうなのだが、もしかしたら彼女たちにそういう言葉は失礼なのかもしれない。
彼女(あるいは彼)らも、立派な野球部員である。私が今野球部員に声をかけるとすれば、月並みだがやはり「がんばってください」だろう。ということは、マネージャーにも「がんばってください」と正解のように思う。
選手が素振りをしたり、ノックを受けたり、トレーニングをするように、マネージャーたちはお茶を作り、スコアをつけ、千羽鶴を折る。そういうこと。
なんでこんな簡単なことに早く気付かなかったのだろう。
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