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| 2002年07月07日(日) ■ |
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| つれづれ被取材者体験記 |
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先日の日記で、「無名の野球ファンの人にいろいろ話を訊いて、本みたいなのを作りたい」と書きましたが、実はかくいう私が逆の立場になってしまいました。
当HPと相互リンクさせていただいている『ベースボール倶楽部』さんで特集「高校野球にとりつかれた人々」が始まりました。ここは高校野球にとりつかれた一般ファンに管理人のたっちゃんさんがインタビューするという方式が取られています。
光栄なことにその第1回目に私を取り上げていただいたのです!以前からお話をいただいてはいましたが、たっちゃんさんがご多忙のため、なかなか実現に至りませんでした。
取材は、メールのやりとりで進んでいきました。本来は相手の顔や目を見てというのが鉄則なのかもしれませんが、たっちゃんさんとは面識がありますし、また私は話すのが苦手なので、このやり方はすごくよかったです。
私は取材する側の人間になりたいと思っていたに過ぎず、被取材者になることなど頭になかったのですが、今回はすごく貴重な経験をさせていただきました。
私の答えがすごくきれいにまとまっています。実際の私は、あんなにすっきり話したり、書いたりできません(笑)。両方を見比べると、自分の文章や句読点の打ち方に無駄が多いことが判りました。これは、文章の書き方の本を読んだり、人の文章を読むよりはるかに説得力がありました。 また質問されたことに的確に答えることの難しさを痛感しました。私はインタビューのやりとりを聞いていて、「答えになってへんやんけ!」と一人テレビや記事に向かって突っ込んでいるときがあるのですが、その態度を明日から改めようと思います。
あと、人に向かって話していると、自分で気付かなかった潜在意識みたいなものがひょこっと顔をのぞかせたり、今までバラバラだった考えがある一定の形になったりすることがあります。自分でもびっくりします。今回もいくつかそういうことがありました。
このところ、HPの日記以外のコンテンツの更新が滞っていたのですが、取材を受けてから不思議と筆ならぬキーが進むようになってきました。自分のしてきたことを誰かに受け入れ、形として残してもらえたことが、自信になったのかもしれませんね。たっちゃんさんと目を通していただいた全ての方に、厚く御礼申し上げます。
なお、たっちゃんさんは第2回目以降の“高校野球にとりつかれた人々”を募っておられます。どなたか“この人はすごいで”という方がいらしたら、たっちゃんさんに教えてあげてください。自薦もOKなんでしょうかね?ちょっとその辺はわからないのですが。
『ベースボール倶楽部』 URL:http://village.infoweb.ne.jp/~fwjf6976/index.htm?
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