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| 2002年06月20日(木) ■ |
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| そんなもの。 |
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さきほど、サッカーW杯の韓国ーイタリア戦で決勝ゴールを挙げた韓国代表選手(イタリアセリエA所属)が、チームを解雇(契約を更新しない)されるというニュースをネットで知りました。
記事によると,元々試合にはあまり出ていない選手とのことですが、このタイミングでの解雇なので、「もしかして、イタリアの逆恨み?」なんて疑ってしまいます。 真意のほどなんてわからないままでしょうが、こんなタイミングで解雇したら世間に悪いイメージを与えてしまうやんと思うのですが、これがサッカー界のやり方なのでしょうか?
これって、オリンピックで新庄が日本代表で出ていて、アメリカ戦でサヨナラヒットを打った日本が勝った翌日にサンフランシスコジャイアンツが彼に戦力外通告をするのと似たような感じなのかな?と野球に置き換えてしまうと、韓国サポーターの心境は人ごとには思えません。
このニュースを知ったとき、ふと日本野球界にある閉塞感を思いました。ああ、どこのスポーツ界もそうなのかと拍子が抜けました。
私はサッカーのことをほんまに知らないので、もしかしたらこの日記は早合点の産物なのかもしれませんが、いつかW杯で日本とイタリアが対戦するようなときが来、日本が勝ったりしたら、今回の韓国代表のように解雇される選手が出てくるのでしょうか?
たとえば、その決勝ゴールを決めたのが中田選手級の選手だったらどうなるのだろうか?…とりとめのない思いを巡らせてしまう自分がいたりします。
むろん、サッカーに詳しい方からしたら「それくらい当然だよ」となるのかもしれません。そして、「それでも、僕は(私は)サッカーが好きなんだ」と付け加えるでしょう。
私だってそう。野球を取り巻くイヤなこといろいろ知っている。素人の私でそうなのだから、ほんまの内部はもっとドロドロしているんだろう。けれど、「それでも、私は野球が好きです」と言える。
そんなものなんだ。
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