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| 2002年06月11日(火) ■ |
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| 「何かスポーツはやっていましたか?」 |
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今日は、昼からバイトの面接へ行ってきた。
面接会場である店に行くと、店員さんたちが準備作業に忙しく、「そこ、一番右の奥のテーブルに座っといて〜。そうそう、隣のテーブルにコップとお茶があるから、セルフでお願いしますわ〜」と言われた。
き、緊張感抜けそう…。
面接で、お茶をセルフサービスするなんて初めての経験だ。学生時代の就職活動を含め、通算6回目の求職活動になるが、ほんまにいろんなことに遭遇する。「つれづれ面接日記」なんていう1冊の本にしたら、わりと楽しいかもしれない(そんなんやから、いつまで経っても職が決まらんのやろな)。
「楽にしてください」と言われて、ほんまに楽にしてしまう自分もたいてがいアホだと思うけど、今日は、純粋に面白かった。面接というより、“突撃!居酒屋店長インタビュー”みたいな感じだった。
どうも私は、気分が高揚すると話し過ぎる傾向があり、今日の面接もその癖がもろに出て、採用される見込みはなさそうだ。
しかし、飲食店の面接は好きだ。何度も書いている通り、“志望動機”なんている野暮なことを訊かれないからだ。店の方針や現状を話したあと、聞いてくるのは、“出来るか出来ないか”。ただそれだけ。そして、よりいい条件の人を選ぶ。合理的でいいと思う。
さて、今回求職活動をしていて、自分が20代後半のフリーターであるが故にされる野暮な質問もあるのだが、それ以外で、以前までは訊かれたことのない質問があり、「おっ」と思うことがある。実は、今日も訊かれたのだが。それは、
「何かスポーツはやっていましたか?」
というもの。
確かにスポーツは就職や進学に有利だと聞いているが、私のようなアルバイター希望の人間にはそれほど関係ないと思っていた。
幸いわたしには、スポーツ経験があるため、その旨を伝えたが、今日もあまりいい反応が返ってこなかった。「う〜ん、それだけ…ですか」。
ダンスも立派なスポーツじゃい!確かに土日祝、長期休暇のときは完全にオフだったけどさ。
どうも面接官の言うスポーツ経験とは、高校の野球部のようなものであるようだ。選手の中には、進学・就職のために野球をするという子もいるようだが、気持ち、わからなくもないと思った。
野球をやる動機。
いい大学に行きたいから。いい会社に就職したいから。女の子にモテたいから。プロ野球選手になってお金持ちになりたいから。
純粋に野球というスポーツが好きだと最初から思って、野球を始めた子は私が思うほどいないかもしれない。
かくいう私も、純粋に野球というスポーツが好きというところから野球ファンになったわけではない。
だから、動機なんて野暮だと思うのだ。
そういや、阪神の関本選手の野球を始めたきっかけは、近所の駄菓子屋のおばちゃんが「アイスあげるから、野球やりなさい」と言ったことだという。要するに、彼の野球をする動機は、「アイスをもらえるから」となる。
私のひいき球団は、アイスのおかげで、どうにか首位をキープしている。
☆心得ておきたい“20代後半のフリーターであるが故にされる野暮な質問”☆
1,失礼ですが、おいくつですか?←失礼なら訊くな。
2,ご結婚の予定はありますか?←男と女のことですか、いつどうなるかわかりません。
3,長期の旅行や留学等の予定はありますか?←あっても、「ある」なんていうバカ者はまずいないと思って賢明です。
4,月にいくらくらいお金をもらいたいですか?←こういう質問をしてくるところは、高いと落とされる危険性大。学生では平均3,4万らしい。
5,会社を辞められてからは何をされていましたか?←大事なのは、何をしてきたかではなく、これから何が出来るかではないのでしょうか…なんてね。
6,かけもちでアルバイトをされていますか←していても、「しています」というバカ者はまずいません。
7,一人暮らしですか?←保険やお金も問題で敬遠されるか、しっかりしている人だとプラスに働くのかどうかはわからない。
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