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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年06月12日(水)
100球目の不思議


 野球中継を見ていると、実況アナウンサーが、「次が○○投手の100球目になります」とか、「今のが○○投手の100球目でした」とか言う。

 100球目というのは、一種の区切り目なのかもしれない。「今のが○○と投手の50球目です」とか「200球目です」と言うことはまずないと言っていい。

 私の野球観戦経験なんてたかがしれているのだが、その枠内で言わせていただくと、100球目というのは、ボール球だったり、ヒットを打たれたりと、ピッチャーに不利に働く場合が多い。

 そう言えば、阪神にいた湯舟投手は、100球目を境にガタッと調子が落ちることで有名だった。また、メジャーでは100球が投手の投球のメドだと聞いたことがある。

 腕を大きく振って、軸足に体重を預ける動作を100回も繰り返したら、いくら鍛えているスポーツマンといえど、疲れるだろう。

 今日、何気なくテレビで阪神ー中日戦を見ていたのだが、2−1と阪神がリードしているときに、井川投手がゴメス選手に一発を浴びた。奇しくも、それが井川投手の100球目だった…。