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| 2002年06月05日(水) ■ |
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| サウスポー対抗歌合戦?! |
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今日は、北信越大会書き残し分第二弾です。
大きな大会を観戦するのは、久しぶりだった。フィールド内を始め、スタンドや周辺を見渡しても、気合いの入り方の違いが分かる。特に、控え部員がスタンドで繰り広げる応援が全然違う。
攻撃のときはもちろん、守備のときも立ったままで、ピンチのときには心強い声援を送っている。私が応援団の気合いのバロメーターにするものの一つに“歌”がある。
普通の応援団は、音楽に合わせてメガフォンを叩き、「かっとばせ〜、○○(選手名)」となるのだが、気合いの入っている応援団は、音楽の間も歌(またはメロディー)を叫び、喉に休憩時間を作らない。
よくよく思い起こしてみると、高校野球には至るところに“歌”がある。
たとえば、試合終了後、勝利チームが歌う校歌。学校によっては、勝利を意識づけるために、練習終了後、グランドで歌わせるチームもあるのだとか。
あるいは、練習で度胸付けの一環として行われるアカペラで歌を歌わせる学校もあると聞いた。そして、前述した応援団が叫ぶ(どう見ても“歌う”じゃないし)歌もある。そういえば、選手アンケートとかで、好きな歌やカラオケの十八番の項目がもうけられているのもあるなあ。
そういえば、“和製スティンゲル”と呼ばれた名将・香椎瑞穂(故人)さんが、「サウスポーの選手は、みんな歌がうまいぞ。オンチはいないぞ」(1)と言っていたという。
今、高校野球で注目を集めるサウスポーはと聞かれてもパッと思い浮かばないのだけれど、そんな彼らのピッチングを見るのもいいが、試合が終わってから、カラオケボックスに連れて行って、1曲歌ってもらうのも面白いかもしれない。
参考文献(1)岡邦行著「野球に憑かれた男」(報知新聞社)
おまけ。
1,新発田南と敦賀気比は、試合前と試合後のナインの挨拶のとき、応援団もスタンドの観客の方を向いて、一緒にお辞儀をしていた。
2,上田西は推定80人程度かと思われる大応援団だが、前の6人が踊り付きで応援していた。なかなかおもしろい振り付けで、相手校応援団も真似して遊んでいた。
3,スタンド内でファールボールを拾い、場内に渡すスタッフ的役割は地元高校の野球部員の仕事だが、今日、ファールボールを拾いに来たのは、おかっぱ頭の女の子だった。マネージャーかなあと思っていたら、部員と同じグランドコートを着、下は練習用ユニフォームだった。もしかして、女性部員??
4,最近は「がんばれ〜」ではなくて、「燃えろ〜」というのが主流なんだろうか。
5,丸坊主頭に、腰くらいまである長い赤いはちまきをしている応援団の部員をしばしばみかけるが、あれはかっこいい。
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