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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年06月02日(日)
HLC


 HLC。どこかの化粧品や洋服のブランドの名前ではありません。野球用語でもありません。

 正式名称は、「ヘドロ・ラブ・コミュニケーション」。

 なんじゃ、そら。
 
 ご名答。これは、友人が私たちに命名したニックネームみたいなものだから。

 数日前から、私と友人は、内容こそ違えど、かなりの鬱状態なのだが、友人がそんな心境を「ヘドロ状態」と言い出したのがそもそもの始まり。

 私と友人はヘドロ仲間というわけなのだが、それではあまりにもしょぼいので、友人がかっこいい名前を考えた。それがHLC。「なんか、国際機関みたいでいいやん♪」とのこと。


 それはともかく。ここ数日のヘドロ状態の中でいろいろ考えてみました。

 ほんまに落ち込むときというのは、「すべて自分が悪い」と思えたときなのではないかと思うわけです。

 たとえば、私、仕事が決まらないわけですが、採用してくれない企業を恨むより、採用されない自分を恨む方が落ち込み度が激しくなるわけなんですね。

 いろんなことを真剣にやらないまま年を取ると、自分で自分が信じられなくなります。これぞまさに、自信がない、自分を信じられないということなのでしょう。

 何か目標やしたいことが出来ても、確固たる成功経験を持っていないと、「ほんまに出来んの?」「どうせ、すぐイヤになって止めるんちゃうの?そうしたら、またへこむのは自分やで」となるんですね。
 
 去年は入っていた服が入らない。入ってもおなか周りが気になる。ウエストが苦しい。太ってる自分に腹が立つ。「痩せてやる!」と思いながらも、現状はやはり太いわけで、そのギャップがストレスを生み、してはならない「食べ過ぎ」という行為につながる。

 イヤになって、イヤになって、イヤになって。

 しまいには何で悩んでいるのか、何がイヤなのか、わからなくなる。
 
 少し前までは、野球を見ることが目の前にせまったそんな現実からひとときでも逃れられる癒しだったのですが、今は逆で、がんばっている選手を見ると、そういう現実を突きつけられます。

 実は、この日記、6/3に書いています。この日は、ほんまに歩くことも億劫で、意味なくひたすら水を飲んでいました。

 おかんが「あんた睡眠不足なんやで、寝ぇ」と言うので、試しに寝てみた。起きてたってロクなことを考えないんだろうしと思って。

 夜8時から、朝3時まで寝た。すると、少し気分が楽になって、こうしてPCのキーも打てるようになった。体調不良は鬱を促進されるんだなあと改めて痛感。


 それでも、私の鬱は終わらない。
 誰かに思いっきり叱られたい。

 何しんとんねん!しっかりせえよ。
 今日から、全身の血を入れ替えてやれ!、と。

 他力本願はよろしくないと思うが、今の自分には、自分で自分を鼓舞出来る気力はない。
 
 どうせ、叱られるなら、そこらへんのオヤジとかじゃなくて、何かすごい人に叱られ4たい。そうやな、すごいカリスマもった高校野球の監督とか。それも、昔気質の人がいい。

 「いいか、思い切り歯を食いしばれ!」。そう言ったあとで、吹っ飛んでしまうほど殴られたい。ものすごく痛いと思う。泣くかもしれないし、逆ギレするかもしれない。とにかくよくわからないけれど、そんな心境だ。

 
 夏が近づき、練習もますます厳しくなる選手たち。当然、指導者から飛ぶ声も厳しさを増すだろう。

 でも、ひとつ、「叱られてるうちが華」だと思って、堪えて欲しい。