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| 2002年04月25日(木) ■ |
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| タイガースな店@天六 |
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関西に限っていないかもしれないが、阪神圏内にはタイガースにあやかった居酒屋がわりと多い。
今日行った「吾作どん」のそのひとつ。大阪・天六(天神橋筋六丁目)にある知る人ぞ知る店だ。
聞くところによると、阪神が勝ったその瞬間から生中が100円になるとのことで、テレビで阪神がリードしていることを確認すると、一路天六方面へ。
店に入ると、威勢のいい「らっしゃい!」という声が聞こえた。タイガースのハッピを着た女性の店員に、テーブル席に案内された。店内にある2台のテレビは共に倉敷で行われているタイガース戦が映し出されていた。
店内は7割程度の混み具合。テレビを気にしている人は、思ったより少なかった。店のいたるところに選手のポスターやタイガースグッズがちりばめられていた。
注文を危機にいた女性店員は、「阪神が勝つとね、生が100円になるんですよ、粘って行ってくださいねえ」と一言。口調がなんとなく尾崎小百合に似ていた。
ハラハラドキドキしながら、試合を見守っていた。リードしてはいるものの、カープも2位は伊達ではなく、常に追いすがる体制見せていた。
勝利を確信したのは、9回表のアリアスの3ランが飛び出したときだ。(今日、3HRだったんだね、この人。アナウンサーが勝手に「悩める人」なんているキャッチフレーズをつけていたけど…)。さすがにこのときは、冷静を装っていた客も「うぉ〜!!」と言ってわいた。
最終回の攻撃、店員さんが「盛り上がってくださいねぇ〜」と言って、私たちに小さなメガフォンを貸してくれた。他にも2,3組にメガフォンを渡していたようだが、全員ではなかったことから、気合い入ってるファンとして選抜されたのかもしれない?!
勝利の瞬間は、ひとまず盛り上がったが、思ったほどではなかった。この店は、魚物がおいしいとあって、純粋に飲みに来ているだけの人もいるようだ。また、試合終了前後に、立て続けで客が来た。明らかに狙っているのに、それをおくびにも出さないポーカーフェイス。憎いねえ…。
ゲームセット直後は、案の定、生の注文が殺到した。しかし、店員さんも手慣れたもので、それほど待たされることもなかった。6回表から入店していたとあって、100円ビールの恩恵をそれほどあやかれなかったのがちょっと残念ではあったけれど、メガフォンとビールで阪神を応援したのは、今季初だった上、なかなか家で見ているよりかは遙かに球場気分に浸れたので、楽しかった。
その後、店内の有線が六甲おろしや選手応援歌のカラオケに切り替わった。しかし、試合が終わってからわりと間があったので、盛り上がって口ずさんでいたのは、私と相方ぐらいだった。もう少し早かったら、横にいた気合いの入った兄ちゃんやおっちゃんが席に残っていたのに…。そうしたら、もっと盛り上がっただろうなあ。
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