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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2002年02月15日(金)
夢を見た。


 北陸旅行1日目。今日は、福井の芦原温泉に行った。実は私、今回が生まれて初めての温泉旅行だ。旅館も豪華だったし、かなりそわそわしていた。館内にある2つの温泉のうち、今日はひのき風呂に入った。私は鼻がきかないので、ひのきの匂いとかを嗅ぐことは出来なかったが、お湯はやはり家の風呂とは別格だった。素人が言うのも何だが、きめ細やかで、やわらかい。温泉が健康や美容に効果があると言われるのもわかる気がした。

 和風の部屋で、手を伸ばしても届かないほど品数豊富な夕食とビールをいただいた。布団も敷いてもらい、浴衣のまま、ダイビングー!その後は、記憶にない…。


 そんな中、私は夢を見た。おそらく今まで記憶する限りほとんど見たことのない「野球」が絡む夢だった。妙な夢のため、かなり詳細を記憶しているので、それを書いて今日の日記にしたい。これぞ「つれづれ“夢”日記」!?

 私は今日旅行に同行している友人と2人で、急な石の階段を下っていた。映画「千と千尋の神隠し」を御覧の方には、序盤で千尋が転げ落ちるように降りていった階段をイメージしてもらえたらと思う。とにかくすごい高さのところにあり、足がすくんだ。その上、普段ならまず履かない細いハイヒールを履いているのだ。

 ところが、高所恐怖症であるはずの友人は、そのハイヒールでスキップしながら、階段を降りていく。「待ってぇや〜」の声を出す気力もない。その声が地面に響いて、バランスを崩したらとんでもないことになりそうだからだ。

 ハッと気付くと、私は右手に「報知高校野球」を2冊持っていることに気付いた(ハイヒールに報知高校野球って…。ほんま夢ってわけわからへん)。「そりゃ、降りれへんわ」。私は、友人を呼んだ。「これ、受け止めてー。ボロボロになるかもしれへんけどー」。そう言って、2冊の報知高校野球を友人にむけて、投げた。友人は、「かまへんよ〜」と行って、手を広げた。(かまへんって、それ、私の本やねんけど…と思ったのは、目覚めた後だった)

 それから、私はほとんど這うようにして、どうにか階段を降りることが出来た。

 ところが、そこにはすでに友人の姿はなく、顔も見たことのないはずのネットで知り合った友人がいた。夢の中の私は、シチュエーションの変化に動じることなく、そのネット友に「どうしはったんですか?」と声をかけた。すると、「この子、肩を痛めてもう野球が出来ないんだって…」と神妙な面もちでつぶやいた。彼女の目線の先を追うと、水たまりにはまったユニフォームを着た野球少年がいた。私は何故か胸がしめつけられた。少年の側では、さっき友人にむけて投げた2冊の報知高校野球が水浸しになっていた…。


 夢は人の潜在意識を表すものだと言う。一体この夢に私の何が隠されているのだろう。夢占いに詳しい方、どなたか分析してみてください。よろしくお願いします。