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| 2002年02月05日(火) ■ |
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| 掛け値なしの… |
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今のバイト先は、昼食に弁当が出る。これがまた豪華で、ちょっと申し訳ないような、でも、「時給良くないし、駅から遠いしこれくらいしてもろてもええやろ」というような…。
世の中にはお金で買えないものというのが存在している。今日の弁当のパッケージは、まさにそれを象徴していた。
お弁当には、成分や調理した業者名などが印刷されたシールが貼られているのだが、その空いたスペースに「お疲れさまです」と手書きで書いてあったのだ。かわいらしい丸字だが、若い女の子の字でないことは一目瞭然。きっと、お弁当を作っているおばちゃん方の心遣いなんだろうなと思った。
周りの人も、弁当を手にするとそれに気付いたらしく、「お疲れさまですって書いてある〜」と驚きと喜びの混じった表情を浮かべていた。その場の雰囲気が和んだ。
朝から、大量の弁当に作りに追われ、余裕がないはずである。それに、はっきり言ってしまえば、おばちゃんたちのそういう行動は、一銭の得にもならない。たとえ私たちが、その心遣いに感動しても、おばちゃんたちの時給を上げてあげることも、弁当屋の売り上げをアップさせてあげることも出来ないのだ。
もちろん、おばちゃんたちはそれを分かっている。それでも、そういう心遣いをしてくださることが凄く嬉しいし、また、私もそんな人間でありたいと思う。
実は、今の仕事、変則で、11時ごろに昼食を取り、それから仕事が本格化する。だから、昼食を摂っている地点では、疲れてはおらす、これから疲れるのではあるが、仕事の始まりが気持ち良かったので、今日は仕事がわりとはかどった。弁当屋のおばちゃんに感謝♪
実は、これを受けて、野球において、こういう心遣いをする人はいるのだろうかと考えた。結論からいうと、それは、「ファン」と呼ばれる人間そのものにある。
私の友人は、曇りの日やナイターでも、写真のフラッシュをオフにして選手を撮る。はっきり言って見えない。でも、彼女はそれでもいいという。「フラッシュはまぶしいし、プレーに支障が出るから」だそうだ。それ以来、私も彼女を見習って、ナイターや曇りのときは、写真を撮らないようにしている。
〜続・つれづれお仕事日記3〜
受験生と一緒に通勤。沿道で待ち伏せるパンフ配ってるおばちゃんに「がんばってください」と言われた。わかりました、がんばります、仕事を。
昨日も書いたが、一番好きなのは、ホッチキスをかなづちで押さえる作業。実は今日、コツを覚え、昨日ほどアホみたいにたたきつけなくても、楽しみを得ることが出来た。
かなづちのたたく部分から、なるだけ遠いところを持ち、ソフトにたたく。すると、紙からかすかに浮いていることによって、抵抗している芯がしまりなく伸びきって、やがて、紙の一部のなるかのごとく、めり込んでいく。この征服感!
でも、夕方には、「めりこませ禁止令」が出て、またまた楽しみを奪われる羽目に。ああ、仕事はかったるく小難しくやるものだと相場は決まっているのか…。
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