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| 2020年10月14日(水) ■ |
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| 添い寝の基本姿勢は「腕まくら」 |
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10月13日、オンライン試写会を観させていただいた 映画「クローゼット(2020)」(進藤丈広監督)から。 一言・ワンフレーズで表現すると、 鑑賞した後に「誰かに腕まくら」をしたくなる、そんな作品。 私の場合、誰かに腕まくらをしてもらいたい・・ではなかったが、 たぶん観る人の現在の心の状態によって分かれるだろう。 若い頃、夢中になった「ブルース・リー」主演映画鑑賞の後は、 強くなった気になり、映画館を出ると格闘の真似をしたのに似ている。 素人だった青年が、癒しを求める多くのお客様と接することで、 成長していく展開は、映画「娼年」(三浦大輔監督)と少し被ったが、 一方は「セックス」、もう一方は「添い寝」だったから、 その対比が妙に可笑しかった。 この「よそでは言えない不満を吐き出す場所を提供」するという 添い寝ビジネスは、これからも流行る予感さえするから不思議だ。 「お客様は目が覚めた時にいつでも、よしよし、してもらうために 高いお金払ってるんですよ」という説明に頷く私がいたし、 やや短い作品だったが、メモは驚くほど多かった気がする。 その中から選んだのは、やはり「添い寝屋」として心得、 一番最初に説明を受ける、その仕事の基本中の基本。 「添い寝の基本姿勢は『腕まくら』」 文字にすると「腕枕」でもなければ「うでまくら」でもなく、 「腕まくら」がピッタリ、と思うのは私だけか。(汗) これがうまく出来ないと「添い寝」どころではない。(笑) 「添い寝ビジネス」の次は「耳掻きビジネス」かもしれないな。 どちらも平和の証だし、1人では心が温かくならない行為。 さらに、されると気持ち良くなってしまうのも共通かも。 私的には、さっそく妻に腕まくらの感触を確かめてもらったくらい、 素敵な作品だった。
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