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| 2020年05月16日(土) ■ |
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| 臨終即平生 |
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春先に予定していた法事を、先延ばしにしていたが、 この先いつになったら落ち着くのかもわからないので、 義祖母33回忌、義父17回忌を、小雨の中 私たちの気持ちの整理のため、身内3人だけで執り行った。 春先から今まで「新型コロナ・ウィルス感染防止」のため、 お通夜、告別式から法事まで、身内だけで集まることが 普通になってきたが、何度も何度も経験してくると、 このスタイルもいいな、と思えるまでになったから不思議。 さて、今回の法事の最後、お上人から法話をいただいた。 時宗の祖、一遍上人の「念仏」に対する考え方。 紙に書かれた「臨終即平生」の文字、 「臨終すなわち平生なり」と読むらしい。 今、巷で大騒ぎとなっている「感染症」は、 未だワクチンも治療薬もなく、いつ感染し、いつ発症して、 いつ死ぬかわからない恐怖が、私たちを襲っているが、 だからこそ「今」を大切に生きよう、という意味で、 「今の一回の念仏を大切にしよう」と説いたようだ。 「南無阿弥陀仏」を数多く口にすることも大切だが、 一遍上人は、自身の名のとおり「一遍」を大切に・・ 言い換えれば「一期一会」に通じる考えを貫いた気がする。 人間、いつ死ぬかわからないからこそ「今」を大切に・・ 「Be here now」(常に意識をここに)ってことなんだな。
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