
|
 |
| 2020年05月15日(金) ■ |
 |
| 本当のことを話すのは案外大変だな |
 |
映画「ジョナサン ふたつの顔の男」(ビル・オリバー監督)から。 二重人格、多重人間をテーマにした作品はいくつもあるが、 ふたりがお互いの存在を認識し、情報交換しあう設定は、 意外と新鮮な感覚で観終わった。 予告編で見つけたキャッチコピーは、 「もうひとりの僕は 12時間のあいだ 一体何をしているのか」 この作品をワンフレーズで表現していた気がする。 作品の中で見つけた台詞から選ぶとすれば、 「本当のことを話すのは案外大変だな」だった。 私たちの人生、全て正直に話すことが良いとは限らない。 「自分史」だからといって「浮気・不倫」のことまで 文字に残して、大騒ぎになった人も知っている。 誰にだって、一つや二つくらい、秘密があって当然だし、 それを、隠し事はしないって約束だろう、と責められても 息苦しくなることは主人公も理解していただろうに。 「1つの体に複数の意識が存在する」ことは、 映画のように、人格が入れ替わる極端な設定でなくても、 「性同一性障害」の人をはじめ「LGBT」の人たちは、 常に意識していることかもしれないな、と感じた作品。 「午前7時と午後7時の12時間ごとに切り替わる生活」 意識的に試してみたら、どんな生活が待っているだろうか。
|
|