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| 2019年01月06日(日) ■ |
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| 非核化へ猪突猛進を願いたいものの・・ |
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新年になって、多くの方のSNS投稿や、新聞等に掲載される 有識者の新年の抱負を読んでいて気になることがある。 「イノシシ年」に引っかけて、今年は「猪突猛進でいきます」等、 この熟語を、いい意味で使っている人が多いということ。 たぶん「何かに向かって突き進む」というイメージが先行し、 考えるだけではなく、一歩でも進むんだ、 そんなことを伝えたいのだろうと思われるが、 私の知識の中では「猪突猛進」は、悪い意味で使われる(はず)。 「後先を考えず」「周りの迷惑を顧みず」激しく進むこと。 だから、地元新聞の一面、コラム欄で 「非核化へ猪突猛進を願いたいものの・・」という表現を見つけ時、 えっ?、どういう意味で使っているのだろうか、とメモをした。 新聞のコラム欄は、その新聞の顔にも相当するコーナーだからこそ、 読者の私も、できるだけ丁寧に読むことにしているが、 今回の「猪突猛進」の使い方には、やはり異論を唱えたいところ。 言葉は歴史によって、その意味を変えることもあるから否定はしない。 けれど、やっぱり使い方が違くないかな・・が私の本音である。
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