
|
 |
| 2017年11月29日(水) ■ |
 |
| 日本中の土地の勘定をしてみればわかる |
 |
書籍「関ヶ原(下)」(司馬遼太郎著・新潮文庫刊・500頁)から。 関ヶ原の合戦を調べれば調べるほど、わからないことが増える。 その疑問の根っこにあるのは、同じような気がしている。 西軍の諸大名が、どうして動かなかったか。 天下分け目の戦いとも言われている、この戦いの後には、 必ず「武将の論功行賞」が行われる。 そんなことは、(戦いに関して)素人の私でもわかる、 「戦さ」イコール「領土の奪い合い」なのだから。 「東軍・徳川家康方に加担した」のが大前提で、 合戦中、陣を動かさないことで寝返った、と認めてもらう、 そんな都合のよい理屈を持ち出し、戦わなかったとすれば、 それは負けるはずである。 その疑問をうまく表現していた箇所を見つけた。 「山陽山陰にまたがるあの大領地をとりあげる以外に、 東軍功労の諸将に与える領土がないではないか、というのである。 「日本中の土地の勘定をしてみればわかる」と、この計数家はいった。 この予言はあたった」(計数家とは、三成のこと) もちろん、結果的に本領安堵された大名もいるが、 それは戦い後の交渉が上手かっただけのことであり、 基本的には、何もしなかった西軍武将は領土を取り上げられた。 だったら、戦えばよかったのに・・といつも思う。 特に、安国寺恵瓊の動きは、未だに理解できないでいる。(汗)
|
|