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| 2016年10月22日(土) ■ |
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| 「急いで、早くやって」「もっとペースを上げて」 |
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映画「ルーム」(レニー・アブラハムソン監督)から。 生まれてから5年間、一度も監禁された「へや」(Room)から 出たことがない男の子が、なんとか脱出し外の世界に触れた。 その驚きは、私たちが何気なく生活をしている世界を、 とても冷静に観ている気がした。 「へや」はとても狭く「自由」という言葉は知らずに育ったが、 その分、いろいろ考える時間がたっぷりあったのだろう。 彼は、初めて目にした、外の「世界」をこう表現している。 「いろいろなことがドンドン起きて止まらない。 『世界』は、明るさや暑さがずっと同じじゃなくて・・ 目に見えない菌が、フワフワしてる。」と。 さらに「『世界』はとても広いところだ。だから、時間が少ない。 バターみたいに薄くのびてるから、みんなこう言う。 『急いで、早くやって』『もっとペースを上げて』」。 私たちが、何の疑いもなく生活している「世界」は、 本当に「忙しい」。 のんびり過ごそうものなら、何を言われるかわからないけど、 せっかく、この作品の彼の台詞で気付いたのだから、 たまには「時間って長いな」と感じることをしたいな。
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