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| 2016年10月03日(月) ■ |
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| 選択肢は多いと思われるけど・・正しい指し手は1つだけ |
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映画「完全なるチェックメイト」(エドワード・ズウィック監督)から。 これもまた「Based on a true story」(事実に基づく物語)。 「伝説の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生を 映画化した伝記ドラマ」らしい。(汗) 日米冷戦の時代「盤上の第三次世界大戦」と称された、 ソ連とアメリカ、国の威信を掛けて・・と周りは囃し立てるが 主人公は、チェスは「2人がボードに向かい指し合うだけ」と表現、 時には「これは俺の戦いだ」と大声を出し、周囲が騒げば騒ぐほど、 どんどん孤独になっていく姿が痛々しい。 チェスの奥深さを「4手進めば、3000億もの可能性を考える。 1ゲーム40手数以上なら銀河の星の数だ」と例える人がいても、 彼は「すべては理論と記憶なんだよ。 選択肢は多いと思われるけど・・正しい指し手は1つだけ。 他に行きつく場所はない」と、シンプルさを強調する。 さらに「チェスは、真実を探求するゲームだ。 だから、私は真実を求めている」とも。 その思考の違いが「こんな手があったのか」と賞賛される 「神の1手」を生んだのだろう。 複雑になればなるほど、答えはシンプルの中にある。 そんな感じなのかもしれない。 私たち人生にも多くの選択肢があるけれど、正しい選択は1つ。 だから難しく考えない方がいい、という監督からのメッセージかも。 もう少し「完全なるチェックメイト」(将棋でいえば『王手』)に、 的を絞って欲しかったな。
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