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しもさんの「気になる一言」
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2016年09月12日(月)
人間、生まれてきたかいがないじゃないか

日本プロ野球の広島カープを、25年ぶりにリーグ優勝へ導いた
緒方孝市監督の紹介を、優勝翌日(9.11)朝刊で見つけた。
今期、(私の予想に反して(汗))圧倒的な強さで勝ち続けた影には、
指揮官である監督の生き方、心構えがあると考えていたので、
彼がどんな気持ちで、毎試合臨んでいたのか、知りたかったから。
なんとそれは、卒業アルバムの寄せ書きに書いたメッセージだった。
彼は、山本有三の小説「路傍の石」の一節を書いたらしい。
「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、
ほんとうに生かさなかったら、
人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
なるほど、この気持ちを選手たちに浸透させたのか、と理解できた。
黒田投手や新井選手のベテラン勢から、若手選手まで、
自分がこの世に生きてきた意味を、考えさせたのかもしれない。
前年に比べて、びっくりするほどの補強をしたわけでもないし、
一人ひとりの技術面は、そんなに急に変わるわけがない。
だとしたら「意識改革」だな、と私なりに推察している。
メンタルトレーニングの必要性は、スポーツ選手に限らず、
私たちのような、なんの取り柄もない小市民でも同じであろう。
なにもこの世に生きた証としての実績を残せ、と言うことではなく、
死ぬ間際に、後悔しないような生き方を・・と言うことだろう。
せっかくだから、山本有三の「路傍の石」、読み直してみようかな。