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しもさんの「気になる一言」
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2016年07月18日(月) ■
弔辞は「人生最高のラブレター」

「ゆめこさん 出発のつどい」に関わり、全体の進行役を任された。
タイトルだけでは、よくわからないと思うが、
本人の希望で、67歳の誕生日に「生前葬」をやりたい、と
相談を受けたのは、数ヶ月前のこと。
それから何度か打合せをし、今日の日を迎えた。
簡単に表現すると「生前葬を兼ねたお誕生会」である。
1部で、本人が、生まれてからの人生を、自分史のごとく語り、
2部で、知人友人が、彼女の誕生日を祝い、(仮の)死を悲しみ、
彼女のためだけに集中し、楽器の演奏や踊りの舞いを披露する。
そして3部は、代表7人による「弔辞」(贈る言葉)へと続いた。
しかし、今回の企画のポイントは、参加者(参列者)は、
全員、彼女に向けた「弔辞」をもって参加することが条件であり、
彼女への想いを文字にして、90人近い人たちが持ち寄った。
付き合いの長い人、短い人、深い人、浅い人、
それぞれが、それぞれの想いの中で綴られる「弔辞」を、
彼女は「人生最高のラブレター」と表現している。
「そんな素敵なラブレターなのに、実は、死ななきゃ聴けないなんて、
(正確には、死んでいるから耳にすることはできないなんて)
もったいないと思わない?、しもさん」と投げ掛けられたのがきっかけだ。
彼女は、自分の存在が、こんなに多くの人に役に立っている事を知り、
さらに、これからも多くの人のために役に立ちたい、と挨拶した。
きっと、帰宅してから多くの方の「弔辞」を丁寧に丁寧に読みはじめ、
自然とニコココ顔になって、嬉し涙が溢れてくる様子が目に浮かぶ。
「生前葬」というと、なんだか変わった人だね、と思われがちだが、
「幸せを求めるのではなく、今が幸せだ、と気付くセレモニー」
として行なう「節目のお誕生会」と考えれば、悪くないかもなぁ。