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| 2016年07月10日(日) ■ |
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| 最近は「男性的梅雨」ですね |
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先日、農業関係の会議で、冒頭、委員長が時候の挨拶をした。 「ようやく田植えが終わり、農家にとってはホッとした時期ですが、 玉ねぎやジャガイモの収穫と重なり、まだまだ忙しいですね」と 農家らしい歳時記だなぁ、と感心していた。 続いて、先月の大雨に触れながら「最近は、豪雨とか、強風とか、 梅雨と言っても『男性的梅雨』ですね」と付け加えた。 もちろん、この時期の「水不足」や「猛暑」も、同じである。 私たちの小さい頃の梅雨と言えば、霧のような「シトシト雨」が、 何日も何日も続く、田植えをしたばかりの苗に栄養を与えるように。 まるで、生まれたばかりの赤ちゃんに母乳を与える母親の感じの雨。 「女性的梅雨」という言葉は使わなかったけれど、イメージが湧く。 植えたばかりの苗には、激しい雨とか風は、成長を妨げるし、 そんな稲の試練は、大きく成長した秋頃(台風)が相応しい気がする。 これから梅雨が明ければ、青空の下で、グングン育つ稲が見られる。 人間の成長と重ね合わせ、愛情を注ぐ時期、試練を与える時期など、 稲の成長を見守っていきたい。 それにしても、本当にまだ、梅雨は明けてないのだろうか・・(汗)
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