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| 2016年05月20日(金) ■ |
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| どうしてこの曲を選んだのですか? |
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映画「のど自慢」(井筒和幸監督)から。 「のど自慢」と言えば、NHKのあの番組しか浮かばない。(汗) その長寿番組に出場しようとする人たちの姿は、 涙ぐましい努力と、誰にも言えない想いを抱えている。 それは(たぶん)大勢の前で唄うと決めた「曲目」に詰まっている。 だから、得意な歌、好きな歌とは限らない。 誰かに伝えたい歌詞やメッセージがあったりするからドラマになる。 それを引き出してくれるのが、司会者のあの台詞。 「どうしてこの曲を選んだのですか?」 鐘の音が、合格であろうと1つ、2つであろうと、 喜んでいる人、がっくりしている人に、司会者は訊ねる。 私は、この理由を聞くのがなぜか好きだ。 実は「のど自慢」だけではなく、カラオケでも同じことを考える。 画面に映し出される、色が変わっていく歌詞を読みながら、 この人はなぜこの歌を選んだろう、と。 観終わった後に、予告編を何気なく眺めていたら 「つらい時、悲しい時、あなたの心の中の『応援歌』は何ですか?」 「よければみなさん、御一緒に!!」のキャッツコピー。 その応援歌を持っている人といない人、 生きてく上で、大きな差になってくるよなぁ。
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