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| 2016年05月21日(土) ■ |
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| どうしてこの川が、こんな形で残っているのか? |
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隣接の三島市には「国立遺伝学研究所」があり、 世界中から、多くの学者さんたちが訪れる。(らしい) その専門的な知識を持つ彼らを、案内する場所のひとつに 「柿田川」がある、という話を耳にした。 彼らにとっての関心ごとは、私たちの観光的な視点である 「40キロ離れた富士山の雪解け水」「すべてが湧水」 「1.2キロの一級河川」などではなく、 町のど真ん中にある、緑あふれた柿田川の「存在」らしい。 その好奇心を質問にすると(言語は不明だけど・・) 「どうしてこの川が、こんな形で残っているのか?」。 世界を探せば、これくらいのきれいな水はどこにもあるし、 もっと大きな湧き間だって、あるに違いない。 だから、自然の素晴らしさには、さほど驚きはしないのだろう。 「自然保護団体を中心に、住民みんなで護っているから」 そんな答えに「I See」(なるほど)となる、という。 「柿田川」が「国内の観光地」ではなく、 世界に誇れる、この取り組みこそ、観光資源かもしれない。 世界的に認知されるということは、こんな視点なんだろうな。
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