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| 2016年04月17日(日) ■ |
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| こんな時こそ「東北支援」を忘れないこと |
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以前、東日本大震災への支援について、書いたためか、 「今回の熊本地震には、どんな支援をしますか?」という、 問合せのようなメールが届いて、返信に困ってしまった。 今、こうしてネットに書き込んでいる自分が何をすべきか、 考えることは大切だけれど、巷が騒げば騒ぐほど、 へそ曲がりの私は、冷静になっていく。(汗) マスコミを始め、国民全体が同じ話題で盛り上がり、 自分はこんな支援をする、みんなも賛同して欲しい・・ そんな記事ばかり読むと、なぜか悲しくなる。 では、私は何を?と考えたところ、 「こんな時こそ『東北支援』を忘れないこと」だった。 この地震が起こる前まで「3.11・東日本大震災」の支援は、 日本国民の思いやりを5年間、1つに集中した出来事だったし、 まだまだ、完全に復興したわけではない。 「愛」の反対語は「無視」という言葉どおり、東北の人たちは、 あの災害が「風化」され、忘れ去られることが一番悲しいはず。 もちろん「熊本地震」も落ち着いたら、支援の方法を考えるが、 今は、東北の方々に「あなたたちのこと、忘れてないですよ」 そんなメッセージを送ることが、私の出来ることかな、と 思っている。(また「三陸牡蠣の養殖支援」でもいいし・・) どれが正しい考えで、どれが間違っている、そんな話ではないが、 周りの情報に惑わされず、踊らされず、一度、ゆっくりと 自分の心に落とし込んで「言う」ではなく「語る」ことをしたい。 (「語」は「言」に「吾」と書くのだから・・) 東北の人たちの気持ちに寄り添うこと、これが私の出来ることかな。
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