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| 2016年01月05日(火) ■ |
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| 古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように |
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映画「愛を積むひと」(朝原雄三監督)から。 予告編を何度も見てしまったので、物語はほぼ予想どおり。(汗) だから「愛を積む人ひと」の意味が知りたくて、メモをした。 最初に引っかかったのは、主役の佐藤浩市さんの台詞。 「この塀を作り始めてから、つくづく思うことがあるんだ。 でかく形のいい石ばかりで塀が出来上がっているわけじゃない。 小さく割れた石とか、おかしな形のいびつな石とか、 そういう奴らにもな、塀を支えるのに、必ず役に立つ場所がある。 たぶん、俺にも、お前にもだ」と、若者に諭すシーン。 しかし、答えはラストに待っていた。 樋口可南子さん演ずる妻が、死の直前につづった夫への手紙の一節。 「古い土台が、その上に積まれる新しい石を支えるように、 私たちが毎日を一所懸命生きることが、世の中を変え、 次の世代の生きる支えになる。だから、篤ちゃんには、 一人になっても、最後まで石を積み続けて欲しいの」 自分のためではなく、次の世代の人たちのために、 私たちは、コツコツとその土台を積み上げていく作業をする。 「愛を積む」って、そういうことなんだな、とメモをした。
P.S. 北川景子さん演ずる、ひとり娘の名前が、聡子(さとこ)。 父親役の佐藤浩市さん、略すと「さとこ」。まさかねぇ。(笑)
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