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| 2015年11月30日(月) ■ |
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| 自分の幸せは、周りの人が作ってくれるからいい |
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昨日に続けて、講師「山元加津子」さん(かっこちゃん) 演題「ブータンの話」から。 昨日紹介した、彼女の「ブータン旅行記」は、 私の感性をくすぐる要素満載だった。 子どもたちが頻繁にお祈りをするシーンを目にし、 好奇心旺盛の彼女は「何をお祈りしてるの?」と訊く。 返ってきた答えは「世界中の人が幸せでありますように」。 子どもたちに「何になりたい?」「夢はなに?」と訊ねても、 「学校の先生になって、子どもたちを幸せにしたい」とか 「サッカーの選手になって、みんなを幸せにしたい」など、 他人の幸せを願う答えが返ってくるらしい。 小学校の教育目標が「人の幸せを育む子を育てている」だし、 「いじめなんてないの?」と質問したら、 「(日本人は)どうしてそんなことをするんですか?」と訊かれ、 「自分を誇りに思えなかったら、幸せになれないでしょ?」と 逆に不思議がられた話が良かったなぁ。 「死ぬときに持っていけるのは、きれいな心だけ」 「自分の幸せは、周りの人が作ってくれるからいい」と、 本気に考え、他人の幸せを願う国民性が本当だとしたら、 私たち日本人は、見習うところが多いな、と感じた。 彼女の話は、どうして私たちを惹きつけるのか、 なんとなくわかったような気がする。
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