初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2015年11月04日(水)
観光は「アッセンブル(組立)」=地域の総合力が試される

講師「庁野朗」氏(日本観光振興協会常務理事・総合研究所長)
演題「歴史、伝統文化、生業を活かした観光地域づくり」から。
さすが、多くの事例を仕掛け、見てきた講師だけに、冒頭の
「観光客は、俯瞰で見て面白そうなところに降り立つ」という
説明から、メモは増え続けた。
昔からある「お伊勢参り」を「観光・集客の原点」として、 
観光の仕組みが全て揃っていた、との解説は、頷ける。
特に「観光」という言葉に「固定観念」を持ち続けていると、
メスが入りにくい、という指摘と、今の時代は、
「観光」という言葉を使わないで「人を集める」仕組みが
大切なことを教えていただいた。
そして、観光は「アッセンブル(組立)」とまとめた後、
「=地域の総合力が試される」と付け加えた。
今は、観光で生計を立てている人たちだけの問題ではなく、
まちの魅力アップの方策として「観光」が活用される。
「地元の人は、きれいな水が財産となりえるって気づかない」
と言い切った講師のアドバイスを参考に、まずは、
「そこに住む人たちに、この町の素晴らしさを伝える」、
そのことから始めてみたい。