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| 2015年10月18日(日) ■ |
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| 親を心配させるのは、親を成長させるため |
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時々「うちの子、いま反抗期で困るんです」という話を耳にし、 ある方から教わった、なるほど・・と思ったことが甦った。 年齢に関係なく、自我の目覚めから親への抵抗は誰も経験があるし、 その対応に困って、親がネットに頻繁に相談しているケースも多い。 子どもの成長のためには、通らなければならない道だから・・と いくつもの処方が書き込まれ、その内容に頷くことはあるが、 人間には多様なパターンがあり、当てはまらないケースだって多い。 なにか、共通した考え方はないかな、と思っていたところ、 冒頭のフレーズにぶつかった。 反抗期は、その反抗する本人の成長ではなく、 それに一生懸命対処しようとする親を成長させるため・・という 全く違った発想は、とても新鮮ですっと腑に落ちた。 今までの親の知識、考え方では理解できない子どもの行動こそ、 親に、枠を飛び出したところに問題解決の方法があることを教え、 それを乗り越えることによって、親を成長させる手段が「反抗期」。 これならば、性別、年齢関係なく、子の反抗期を受け入れられる。 もしかしたら、この人を成長させようと、親を選んで生まれてきた、 という子どもの記憶さえ信じられる。 あっ、そういう意味では、仕事でスタッフが私を心配させるのは、 私を成長させるためだったのか。(笑)
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